ジャスティン・ビーバー、エゴサーチして「写真を変えてほしい」不健康な自分の写真を使わないようメディアに訴える

人気シンガーのジャスティン・ビーバーが、不健康だった時期の自分の写真の使用をやめるようメディアに向けてインスタグラムでメッセージを発信した。

▲ジャスティン・ビーバーのインスタグラム(justinbieber)より

インスタグラムのストーリーを更新したジャスティンは、グーグル(Google)でエゴサーチしたタブレットの画面を公開。

▲ジャスティン・ビーバーのインスタグラム(justinbieber)より

ジャスティンは、画像検索でトップに表示される自分の写真への不満を口にし、「どうして特定の写真が表示されるのか、アルゴリズムについてはわからない。僕は健康になるために多くの時間をかけているのに、誰かが合法的に僕を妨害しようとしているのか、これにはすごくイライラする」とコメント。

検索フォームの“画像”をタップすると、表示されたのは、今年1月に配信がスタートした自身のYouTubeドキュメンタリーシリーズ「ジャスティン・ビーバー:シーズンズ」のプレミアのレッドカーペットの写真。同時期に、ダニが媒介する細菌によって引き起こされる感染症、ライム病と診断されたことを明かしていたジャスティンは、「これは僕がライム病と闘っていた、すごく不調だった時の写真だ。トップに上がっている写真は、僕がだらしなく見えるよね?本当に辛い時期を過ごしていたのに、これがメディアが載せている画像だ」と続ける。

▲ジャスティン・ビーバーのインスタグラム(justinbieber)より

▲ジャスティン・ビーバーのインスタグラム(justinbieber)より

「僕がメディアに提供した新しい写真はたくさんあるのに、こういう写真を使い続けているのってどういうこと?不満に思っているし、写真を変えてほしいよ。あれからたくさんの撮影をしたし、こういう写真を載せる必要はないのにメディアはそうしてる。理由はわからないけど」と困惑していることを伝え、最後に、「僕の肌を見てよ。選ぶ写真はいくらでもあるよ」と健康的な姿をアピールした。

カナダ出身のジャスティンは、12歳の頃にYouTubeにアップしたパフォーマンス動画をきっかけに、14歳でレコード会社と契約。2010年にリリースしたアルバム「My World 2.0」は、グラミー賞最優秀新人賞を含む2部門にノミネートされた。2011年には、3Dドキュメンタリー映画『ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァー』が公開。その後、2015年にリリースしたアルバム「パーパス」の収録曲「ホウェア・アー・ユー・ナウ」で自身初のグラミー賞を受賞した。昨年はデビュー10周年を迎え、アーティストとして第一線で活躍し続けている。今年2月には、前作から5年ぶりとなる5作目のアルバム「チェンジズ」をリリースした。