ロバート・ダウニー・Jr.、“ハリウッド界のクリス”論争で非難されたクリス・プラットを擁護!

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のトニー・スターク/アイアンマン役で知られるロバート・ダウニー・Jr.が、『アベンジャーズ』シリーズで共演したクリス・プラットとの2ショット写真を自身のインスタグラムに投稿。SNSで非難される事態になったクリスを擁護するコメントを発信した。

▲ロバート・ダウニー・Jr.(左)、クリス・プラット(右)
ロバート・ダウニー・Jr.のインスタグラム(robertdowneyjr)より

MCUの映画シリーズで活躍してきた『キャプテン・アメリカ』シリーズのクリス・エヴァンス、『マイティ・ソー』シリーズのクリス・ヘムズワース、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのクリス・プラットのほか、『スター・トレック』シリーズでおなじみのクリス・パインなど、“クリス”という名前の人気スターがハリウッドで複数活躍している。

ネットでは度々“ハリウッド界のクリス”たちのそれぞれの人気度について議論になるが、今回もSNSが発端で論争に。そんななか、クリス・プラットが「政治的な発言をしない」などの理由に加え、敬虔なクリスチャンであることから政治的な思想についての憶測を呼び、バッシングを受ける事態になってしまった。

これを受け、MCU仲間であるロバートは、『アベンジャーズ』シリーズの撮影セットでのクリスとの2ショット写真を投稿。SNSで批判されたクリスを擁護するメッセージを発信した。

ロバートは、「なんて世の中だ…“罪のない者たち”が、僕の兄弟であるクリス・プラットに石を投げつけている…。信念に従って生きる真のキリスト教徒である彼は、ポジティブな気持ちと感謝だけを示してきた。そして彼は結婚して、理解を深めるために家族と対話をして(明白な事実だ)、最高に価値があるものとして貢献することを主張している」とコメント。

「あなたがクリスに対して異論を唱えるなら…僕に斬新なアイデアがある。あなたのSNSのアカウントを削除し、自分自身の性格の欠点と向き合い、改善に取り組む。それから、人間らしさをお祝いしよう」と投稿した。

ロバートの投稿には、ホークアイ役のジェレミー・レナー、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズを手がけたジェームズ・ガン監督らMCUの仲間たちがハートなどの絵文字を送って賛同。このほかにも、ハルク役を演じたマーク・ラファロがTwitterで「クリスは堅実な人」で「ただ政治的ではないだけ」とコメント、さらに『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズで共演したゾーイ・サルダナもクリスを擁護している。

ロバートは、MCU『アイアンマン』(2008)でトニー・スターク/アイアンマン役を演じ、シリーズの集大成『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)まで同役を好演した。そのほかの主な出演作は、『チャーリー』(1992)、『ナチュラル・ボーン・キラーズ』(1994)、『ゾディアック』(2007)、『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』(2008)、『シャーロック・ホームズ』(2009)、『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』(2011)、『ジャッジ 裁かれる判事』(2014)、『ドクター・ドリトル』(2020)など。

クリスは、MCU『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)で主人公ピーター・クイル/スター・ロード役に抜擢され、世界的知名度を上げる。シリーズ第2弾『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)、『アベンジャーズ』シリーズ(2018、2019)でも同役を好演した。さらに、『ジュラシック・ワールド』(2015)で主演を務め、シリーズ第2弾『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018)も世界的大ヒットを記録した。このほかの出演作は、『ブライダル・ウォーズ』(2009)、『マグニフィセント・セブン』(2016)、『パッセンジャー』(2016)、『2分の1の魔法』(2020/声の出演)などがある。