ケイト・ベッキンセール、クイーンの「ブレイク・フリー」のMVを再現!プライド月間をお祝い

『アンダーワールド』シリーズで知られるケイト・ベッキンセールが、イギリスのロックバンド、クイーンの「ブレイク・フリー(自由への旅立ち)」のMVを再現した映像を自身のインスタグラムで公開した。

▲ケイト・ベッキンセールのインスタグラム(katebeckinsale)より

6月はLGBTQ +のコミュニティに敬意を示す「プライド月間(Pride Month)」とされ、ケイトは、クイーンが1984年にリリースした「ブレイク・フリー(自由への旅立ち)」(原題:I Want To Break Free)のMVを自宅で再現した映像を投稿。

ボーカルのフレディ・マーキュリーに扮したケイトは、ボブヘアのウィッグと口髭をつけ、ハイネックのノースリーブ&黒のミニスカート姿に。さらに厚底のハイヒールを履き、フレディになりきって「I Want To Break Free(自由になりたい)」とリップシンクしながら掃除機をかけている。

▲ケイト・ベッキンセールのインスタグラム(katebeckinsale)より

映像の最後には、LGBTQ +のシンボルであるレインボーカラーのハートが登場。「ハッピープライド」と、プライド月間を祝福した。

▲ケイト・ベッキンセールのインスタグラム(katebeckinsale)より

本楽曲のMVはリリース当時、バンドメンバー4人が女性たちに扮した姿が話題に。フレディ以外のメンバーにはケイトの友人たちが変装しており、頭にカーラーをつけたギタリストのブライアン・メイにジュエリーデザイナーのマーカス・モリナリ、新聞を読んでいるベーシストのジョン・ディーコンにケイトの親友ジョナサン・ヴォラック、ロングヘアにリボンをつけたドラマーのロジャー・テイラーにNetflixオリジナルシリーズ「ボンディング 〜男と女の事情〜」で知られる俳優のブレンダン・スキャネルが扮している。映像は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でリモート撮影によって制作された。

▲ブライアン・メイに扮するマーカス・モリナリ
ケイト・ベッキンセールのインスタグラム(katebeckinsale)より

▲ジョン・ディーコンに扮するジョナサン・ヴォラック
ケイト・ベッキンセールのインスタグラム(katebeckinsale)より

▲ロジャー・テイラーに扮するブレンダン・スキャネル
ケイト・ベッキンセールのインスタグラム(katebeckinsale)より

なお、フレディの半生を描く2018年に公開された大ヒット映画『ボヘミアン・ラプソディ』にも本楽曲のMVを撮影するシーンが登場し、その一部がキャストによって再現されている。

イギリス出身のケイトは、ケネス・ブラナー監督の『から騒ぎ』(1993)で映画デビューし、マイケル・ベイ監督の戦争映画『パール・ハーバー』(2001)などに出演。その後、ヴァンパイアのヒロインを演じたアクション映画『アンダーワールド』(2003)が大ヒットを記録し、その続編となる『アンダーワールド:エボリューション』(2006)、『アンダーワールド ビギンズ』(2009)、『アンダーワールド 覚醒』(2012)、『アンダーワールド ブラッド・ウォーズ』(2016)でも同役を演じた。

そのほかの出演作には、『アビエイター』(2004)、『ヴァン・ヘルシング』(2004)、『もしも昨日が選べたら』(2006)、『トータル・リコール』(2012)、『ハード・ラッシュ』(2012)、『天使が消えた街』(2015)、『ミラクル・ニール!』(2015)、『さよなら、僕のマンハッタン』(2017)、Amazonオリジナルシリーズ「ザ・ウィドウ ~真実を求めて~」(2019)などがある。