キルスティン・ダンスト、『ヴァージン・スーサイズ』公開20周年記念を報告!エル・ファニングも「最高の映画」

サム・ライミ監督の『スパイダーマン』シリーズで知られるキルスティン・ダンストが、出演作『ヴァージン・スーサイズ』の公開20周年を記念し、同作の写真を自身のインスタグラムに投稿した。

▲(上から)レスリー・ヘイマン、キルスティン・ダンスト、チェルシー・スウェイン、A・J・クック
キルスティン・ダンストのインスタグラム(kirstendunst)より

ソフィア・コッポラ監督の長編映画デビュー作で、2000年に米国公開された『ヴァージン・スーサイズ』は、1970年代の米ミシガン州を舞台に、リスボン家の5人姉妹に起こる悲劇を描いたドラマ。当時16歳で四女のラックス役で出演したキルスティンは、「今日は『ヴァージン・スーサイズ』の公開20周年記念日」とキャプションし、姉妹がベッドの上で寄り添っている写真を投稿した。

ソフィア監督がメガホンをとった『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』(2017)でキルスティンと共演したエル・ファニングは、この投稿に「今までで最高の映画」とコメント。自身のインスタグラムでも映画の写真を投稿したエルは、「高校生の時にやっていたプライベートのインスタグラムの初投稿は『ヴァージン・スーサイズ』だった」とのことで、「リスボン姉妹と一緒に隔離生活を送りたい!」と作品への愛をつづっている。

▲(左から)キルスティン・ダンスト、レスリー・ヘイマン、A・J・クック、チェルシー・スウェイン
エル・ファニングのインスタグラム(ellefanning)より

子役からキャリアをスタートさせたキルスティンは、『ニューヨーク・ストーリー』(1989)で映画デビューし、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』(1994)でゴールデン・グローブ賞助演女優賞にノミネート。その後、サム・ライミ監督の『スパイダーマン』(2002)でヒロインのメリー・ジェーン・ワトソン(MJ)役に抜擢され、その続編『スパイダーマン2』(2004)、『スパイダーマン3』(2007)で同役を好演した。また、『メランコリア』(2011)ではカンヌ国際映画祭最優秀女優賞に輝いた。

このほかの主な出演作は、『ヴァージン・スーサイズ』(1999)、『エリザベスタウン』(2005)、『マリー・アントワネット』(2006)、『セレブ・ウォーズ~ニューヨークの恋に勝つルール~』(2008)、『幸せの行方…』(2010)、『アップサイドダウン 重力の恋人』(2012)、『オン・ザ・ロード』(2012)、『ギリシャに消えた嘘』(2014)、TVシリーズ「FARGO/ファーゴ」(2014~)の第2シーズン、『ドリーム』(2016)、『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』(2017)など。待機作には、ベネディクト・カンバーバッチ主演の『The Power of the Dog』(原題)などがある。