『ターミネーター』シリーズで知られるアーノルド・シュワルツェネッガーが、同作の名台詞をもじったメッセージが書かれているマスクを着用した写真を自身のインスタグラムに投稿した。
▲アーノルド・シュワルツェネッガーのインスタグラム(schwarzenegger)より
現在72歳のシュワは、遊園地をバックに、黒いマスクをつけ、砂浜でサイクリングしている姿を公開。
黒のマスクには、代表作である『ターミネーター』の名台詞「アイル・ビー・バック(I’LL BE BACK)」になぞらえた「ウィール・ビー・バック(WE’LL BE BACK)」というメッセージが。新型コロナウイルスの感染が拡大している今、ウイルスと闘う気持ちが込められたデザインになっている。マスクはオンラインで販売されており、この収益は、シュワが1992年に設立した子供たちを支援する非営利組織、アフター・スクール オール・スターズ(After-School All-Stars)に全額寄付される。
シュワは「ウィール・ビー・バック(我々は戻ってくる)。この状況を一緒に乗り越えるんだ。自分自身を守りたい、アフター・スクール オール・スターズのファミリーを支援したいと思ったら、アカウントのプロフィール欄にあるリンクから今すぐマスクを入手して」と呼びかけている。
オーストリア出身のシュワは、ボディビルダーとして活躍後、アメリカに移住し俳優に転身。『コナン・ザ・グレード』(1982)で一躍有名になり、『ターミネーター』(1984)でT-800役を演じ世界的スターとなった。その後も『コマンドー』(1985)、『プレデター』(1987)、『トータル・リコール』(1990)、『ターミネーター2』(1991)、『トゥルーライズ』(1994)など数々のアクション映画がヒット。2003年から2011年に米カリフォルニア州知事を務めた後、俳優業に復帰した。
そのほかの出演作は、『バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲』(1997)、『エクスペンダブルズ』(2010)、『エクスペンダブルズ2』(2012)、『ラストスタンド』(2013)、『大脱出』(2013)、『サボタージュ』(2014)、『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』(2014)、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(2015)など。昨年11月に公開された『ターミネーター:ニュー・フェイト』(2019)では、再びT-800役として登場した。今後は、アクションコメディ『カン・フューリー2』(原題)などに出演予定だ。