MC:ありがとうございました。では最後に、入江監督お願いします。
入江:今高杉くんが言ってくれましたけど、「伝わるように」っていうのを聞いて、この『ギャングース』は元々、鈴木大介さんが書かれた本があり、そこから漫画になって、僕らが映画化させてもらったんですけど、この前東京国際映画祭で上映があってお客さんの反応を見てるときに、なんかバトンを繋いでいる気持ちになって。僕らの知らない世界を、僕らも知って、それをまだ知らない方に伝えていくっていう作業をして、たぶんここにいる3人が最後の架け橋になったんだなってこの前思ったんですよね。今日、そのバトンをここにいらっしゃるできるだけ多くの方が受け取っていただいて、他者というか隣にいる人というか、今まで気づかなかったことに気づくきっかけになってくれたら嬉しいなと思います。僕はチェックできるものは全部読んでますので、是非、感想も寄せてください。よろしくお願いします!
『ギャングース』
11月23日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督:入江悠
脚本:入江悠 和田清人
原作:肥谷圭介・鈴木大介「ギャングース」(講談社「モーニング」KC所載)
出演:高杉真宙 加藤諒 渡辺大知(黒猫チェルシー) 林遣都 伊東蒼 山本舞香 芦那すみれ 勝矢 般若 菅原健 斉藤祥太 斉藤慶太 金子ノブアキ 篠田麻里子 MIYAVI
配給:キノフィルムズ
【ストーリー】 親も、金も、学もないサイケ・カズキ・タケオの3人の少年。彼らが生き抜く為につかんだ仕事は、裏稼業や悪徳業種の収益金を狙う「タタキ」稼業。ある日、偶然にも振り込め詐欺のアガリ(収益金)の隠し場所を知った3人。それは最強の犯罪営利組織カンパニーとして台頭する半グレ「六龍天」のものだった。身元がバレないよう慎重にタタキを繰り返すも、あることから3人の身元がバレ、絶体絶命の状況に追い込まれてしまう…。
©2018「ギャングース」FILM PARTNERS ©肥谷圭介・鈴木大介/講談社