MC:では入江監督。冬の寒い季節に撮影したと伺っているのですが、その中でも特に思い出深いシーンなどはございますか?
入江:中盤ぐらいに、3人がすごく落ち込んで「僕らどうする…?」みたいな確認をする大事なシーンがあって、僕の地元の埼玉県で撮ってるんですけど、そこで、すごい噛みまくったんですよ、加藤諒くんが。
加藤:あはは!結構今日も噛みまく…っンてますよ(笑)。
渡辺:あはは!
入江:それでその時に、高杉くんと渡辺くんが「大丈夫だよ」とか「頑張ろうぜ」とかいう言葉を一切かけなくて、それが僕は逆にチーム感、信頼が出来てるんだと思って感動しましたね。ただ呆れてたのかもしれないですけど(笑)。
高杉、渡辺:いやいや!
加藤:その節は本当にご迷惑おかけしました…。
渡辺:そんな、謝ることじゃないじゃないですか!変な優しさみたいなのは必要なかったですよね、その場では。一人一人の闘いというか。だからすごい良いシーンになりましたよね。
入江:加藤君が噛むと、日が傾くんでみんなちょっとずつズレるんですよね。「ヤバい、影が来た影が来た」って(笑)。
高杉、加藤、渡辺:あはは!
加藤:そうちょっとずつ(笑)。時間との闘いっていうか、それが逆にプレッシャーになってきちゃって、「ヤバいヤバいヤバい」って結構テンパったよね。
高杉:テンパったねあれは。
MC:そうなんですね。撮影中とか3人がすごく仲良いという話を聞きましたが、今日は久々にお会いしたんですね?
渡辺:そうですね、3人揃ったのは久々ですね。
加藤:本当に久しぶり!撮影終わった後とかも、僕がグループラインに「会いませんか?」みたいなライン送ったら、まっぴーから「ちょうど昨日、会いたいと思ってたんですよ!」っていうラインが来て、そしたら大ちゃんからも「ちょうど出来てる映像を見させてもらったから会いたかった」みたいなラインが来て、ちょうど気持ちが合わさって…!それで、少しだけ時間が合ったところでみんなでお茶したんだよね。
高杉:うん、した~!
渡辺:その時に、ちょっと小奇麗なところでパスタとか食いまして、デザートとか食べちゃって。そしたら、ついこの前までかなり厳しい現場で一緒に闘って、食事もお弁当出していただいたりもするけど喉通らないくらいの気持ちで、エネルギーに代えるために食うぐらいの気持ちで食ってたのが、紅茶とケーキでこんな優雅に…。普通でいられることって、こんなに幸せなことなんだなっていうのを噛みしめましたよね。
高杉:諒くんと大知くんを待ってる時間がね、なんか不思議な時間だった。電車から降りてなんか…。
渡辺:あー、待ってる間ね!
加藤:そうそう!ずっと、「どのお店が良いかなー」ってね。
高杉:そう、「どうするー」とかいって。
加藤:「ここ…。ここじゃないか~」みたいな(笑)。で、大ちゃんをずっと待ってるのに結局遅くなって…。
MC:あの、楽屋で話してもらえる?(笑)監督もそろそろ飽きてきたでしょ。
入江:そうですね、結構どうでもいい話をしてるなって。
高杉、加藤、渡辺:あはは、スイマセン!(笑)
MC:続きまして、作品にちなんで皆さんにお聞きします。この『ギャングース』の中で、3人が必死に手に入れようともがいていたものがあるのですが、皆さんの絶対に手に入れたいものは何でしょうか。平成が終わるまでに手に入れたいものを教えてください。まずは、高杉さん。
高杉:はい!僕は、“ケータイ”です。
MC:どうして携帯電話?
高杉:あの~…バッキバキなんです。割っちゃったんです。しかも今朝、充電できなくてちょっと焦っちゃって…いよいよかと思って。結構焦りながら今日来ました。
渡辺:今日落としたの?
高杉:いや、落としてたんだけど、今日充電できなくなってた。
渡辺:マジで!?怖いな~。
高杉:そう、だからいよいよ寿命が…。絶対手に入れようと思ってます。
渡辺:スマホを落としただけなのに…。
(会場爆笑)
MC:違う映画の宣伝するのやめてもらってもいいですか?(笑)
渡辺:すいません、間違えました(笑)。
加藤:今、(記者のパソコンが)パチパチパチッて動いてるから、記事になってるよ。
渡辺:あ~やばいやばい。軽はずみだけど…すいません!