MC:東出さんはいかがでしょうか?
東出:僕は原作を読んだときも映画を観たときも、朝子の行動っていうのは意味がわかります。ヒロインがとった行動は。ただ、怖いなとはもちろん思います。僕の恋愛観は別にいいんじゃないかな、話さないで(笑)。
MC:そんなことは言っても、東出さんはきっと振られた経験はないんじゃないかなと。
東出:あります、あります、振られた経験。普通に告白して…。
瀬戸:えっ!?
東出:違うよ?あれだよ?(TV番組の)「ボクらの時代」の話になると、付き合ってからっていうことはないけど…馬鹿野郎!お前、こういうふうになるから!もう!(笑)。
(会場爆笑)
東出:なんだ、もう!ごめんなさい、余韻をぶち壊してしまって(笑)。あの、告白して振られたことはあります!
MC:そんな、振る人がいるんだと女性陣はみんな思いますよね!男性陣に対して。ありがとうございます。では(会場の)女性陣に聞いてみたいと思います。ズバリ聞いてみたいと思います。ここにいる女性陣も気になっていると思うので、男性二人、(演じているのは)東出さんですけれども、麦と亮平、どっち派かを聞いてみたいと思います。じゃあ手を挙げていただきましょうか。男性でもいいですよ。じゃあ麦派!…あれ?
東出:麦派の人はあまりいないんですかね?
MC:ちょっと待って、麦がいいわっていう人!(会場の数名が手を挙げる)あ、ちょっといた!では亮平派!(多くの観客が手を挙げる)
キャスト:おぉー…。
東出:くっしー(瀬戸演じる串橋)派!あー、多い!(渡辺演じる)岡崎派!
MC:岡崎派いました!男性がいました!(笑)。でも、さりげなく麦派で唐田さん、手を挙げていましたよね?
唐田:あ、挙げてないです(笑)。
MC:じゃあ、ここ(キャスト)の女性はみんな亮平派ですか?
唐田:(山下と伊藤に対して)亮平だね。
MC:ではその理由を聞きましょう。どういうところがいいですか?唐田さんから。
唐田:麦に惹かれるのもすごいわかるんですけれども、でも、ずっと一緒にはいたくないというか、いてはいけない人という感じがある気がするので、ずーっと生涯共にしたいなとなると、亮平みたいな優しくて…(山下と伊藤に対して)ねぇ?思いやりがあって…。
山下&伊藤:ねぇ?
唐田:あはは(笑)。どうですか?
山下:やっぱり危ないから、麦は(笑)。心が持っていかれると、もうこっちの心も死んじゃいますよね。それは嫌ですね。ねぇ?
伊藤:ねぇ(笑)。それこそ、どうでもいいかもしれないけど、安定がいいよねぇ~…。
(会場爆笑)
伊藤:不安定は付き合えない!不安定は付き合えないかなって思います!うん、やっぱ安定していたい。
東出:なるほどな!(笑)。
伊藤:心身共に安定していたいよね。
山下:そうだねぇ。
MC:3人は同意見。その中でこの男性陣の中だとどの方が一番いいでしょうか?
東出:ちょっと待ってください、それは役を超越してということですか?(笑)。
MC:やっぱり亮平がいいですか?
唐田:亮平ですね。
MC:男性のキャラクターで。
伊藤:そういうことか。
山下:私はマヤなので串橋ですかね。
伊藤:私は岡崎かなぁ(笑)。やっぱり岡崎だなぁ。
渡辺:余りものみたいじゃない?(笑)。
伊藤:違う、違う(笑)。
東出:一人二役やってるから亮平を褒めてもらえるのもいいんだけど、麦はちょっと違うと言われると、それはそれで「え?え?そうなの?」みたいになりますね!(笑)。不思議ですね、一人二役って。
MC:東出さんは自分に近いのはっていうとどちらですか?
東出:僕は完全に麦な人間なんです。
濱口:見てください、この会場の…(笑)。
東出:すごい、サアァーッ…て(笑)。監督とお会いしてすぐに「東出さんは亮平っぽい人だなって思ってたんですけど、麦のほうが近いんですね」ってワークショップ前に言われて。
瀬戸:カリスマ性があるというか。
東出:いや、よせよ!(笑)。
(会場爆笑)