【全起こし】阿部サダヲ、ドーピングするなら「役者として」、吉岡里帆「気の利いた返し」、千葉雄大「下半身」!? 映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』完成披露試写会レポート 全文掲載

応援団:デビルおばさん役、ふせえり!

ふせ:自分!デビルやりました!ふせえりでーーーーす!

応援団:ザッパおじさん役、松尾スズキ!

松尾:ザッパおじさんをやりました〜。松尾スズキでーす!

応援団:そして、監督、三木聡!

三木:監督をやりました!三木聡でございます!

応援団:それでは皆さま、キャストの皆さまに今一度大きな拍手をお願いします!

(会場拍手)

MC:明治大学応援団の皆さんでした。ありがとうございました!さあ、映画のタイトルにちなみまして、音量を上げた呼び込みということで(笑)。阿部さん、いかがでしたか?

阿部:なんすかね、これね(笑)。逆に迷いはなくなりましたけどね、声を出せと言われてたんで。すごいすね。もう、いなくなっちゃった、あの人たち(笑)。

MC:ありがとうございました。さあ、ここからお話をうかがってまいります。ということで、阿部さん。今回はカリスマロックスター、ただし声帯ドーピングで声量を作っているという、ちょっと変わった役柄なんですけど、演じられてみていかがでしたか?

阿部:面白かったです、すごく。僕は三木監督とは初めてなんですが、最初三木さんの世界というか、松尾さんとかはよく出ていらっしゃるじゃないですか。そういう世界が好きで、溶け込めるかなってすごい緊張してたんですよ。撮影の初日に、溺れて死にかけまして。この現場は、自分で命を守らないといけないんだと思って。それに気づいてからは、まず自分の命を優先にしたので、それは良かったですね。死にそうになったの、見てましたよね? 隣でね?

吉岡:はい、見てました。

阿部:こうやって、人って死んでいくだなと思った?

吉岡:側でサポートしないといけないと思いました。

三木:最強の雨を降らしたんですよ。カットを撮っていたら顔が面白かったんで、しばらくカットをかけなかったんですよ。

阿部:ずっと口を開けてろと言われたので、口を開けてたら、まさか降ってくるものに溺れるとは思ってなくて。海とかなら分かるけど、降ってくる雨に溺れて死ぬというのは、初めての経験でした。いや、死んでないや、まだ。

(会場爆笑)