MC:ありがとうございます。監督、覗き込むようにお話を聞いていらっしゃいましたけど、監督ご自身はいかがでしょうか?
濱口:揺さぶられるも何も、作っているからというのもあるんですけれども(笑)。でも、観ていて驚くと思うんです。これは僕が原作を読んでいた時にあったんですけど、驚くと同時にすごく深く納得するようになっているんじゃないかなぁと。こんなことが起きるとは思わなかったけれど、でもまさにそういうことが起きるしかないよなっていう気持ちに、僕は原作を読んでいてなりました。映画を観ていてなるかどうかは、皆さん次第ですという感じでございます。
MC:ありがとうございます。先ほど「なるほど」というお言葉がありましたけれども、追加で何かありますか?
瀬戸:僕らはこうやって言っているじゃないですか。でも、それぞれ来てくださった方一人ひとりに人生があるわけで、その過ごしてきた時間とか恋愛経験もあるかもしれないけれども、それによって捉え方がやっぱり違ってくるから、我々が観る前からこういうことを感じたというのは、この作品においてはちょっとどうなのかなっていうのはあるんですけど、僕らはそう思ったっていうことですよね、唐ちゃんね。
唐田:なるほど(笑)。
MC:ありがとうございます。今、このステージ上でも皆さんに伝わっているかと思うんですけれども、皆さん本当に仲がいいということで、撮影現場もすごく和やかだったとお伺いしているんですが、どんな現場だったのか、エピソードを交えてここからはフリートークでお願いできればと思います。
東出:(飛び跳ねながら)よし!フリートークだ!
MC:時間の許す限りお願いできればと思います。
瀬戸:(撮影は)昨年の夏でしたよね。
渡辺:ちょうど1年ぐらい前ですよね。
瀬戸:はい。本当に楽しかったというか。
濱口:こんなに皆さんが仲良くなってくれるなんて。こんなに普段仲良く…なる?
東出:ならないです。ならないって言っちゃったらあれだけど(笑)。
瀬戸:波長が合うというか、そんな感じはしていますけど。どうですか?沙莉。
伊藤:え?何で?そうですねぇ(笑)。波長が合う…(キャスト陣から一斉にマイクを向けられて)もうこれ、おかしいから!(笑)。発言が難しいんですよ。
東出:うん。何で?
伊藤:何で…?(笑)。ほんとにふざけてますよね、ずーっと。
瀬戸:ここ上がってから1回もふざけてないから。
唐田:モノマネやってほしい、じゃあ。
瀬戸:どういうこと!?
(会場拍手)
瀬戸:意味が…どういうこと!?
渡辺:瀬戸さんといえばモノマネですからね。
東出:何やる?リクエストは?
唐田:平泉成さんを(笑)。
瀬戸:これ、平泉さんが見てたら怒られるから!
東出:たぶん見てないよ!
MC:皆さん、見たいですか?
(会場拍手)
瀬戸:いや、あのー…つまらないので3秒で終わらせますけど。
東出:じゃあ、平泉成さんで映画のPRを!
唐田:すごい、すごい!頑張れー!
瀬戸:こんばんはぁ。『寝ても覚めても』ねぇ~、うちの母さんも泣いていたよぉ~…もうほんと勘弁してください(笑)。
(会場爆笑)