【全起こし】沢尻エリカも感激!峯田和伸「こんな幸福な現場ってない!」『猫は抱くもの』初日舞台挨拶 レポート 全文掲載

MC:どうもありがとうございます。そして、ついに全国公開おめでとうございます!まず、犬童監督と沢尻さんがこの間、つい最近ですよね、昨日か一昨日あたりに帰ってきたと思うんですけど…。

沢尻:あ!上海から!

MC:そうです!上海国際映画祭に出品されていたということで、コンペティション部門、おめでとうございました!

沢尻:ありがとうございます!

MC:いかがでしたか?相当な熱狂が写真からも感じたのですが。

沢尻:やっぱりすごかったですね!中国の皆さんの熱量といいますか、会場もすごく近い距離で、舞台挨拶の時に皆さんに声をかけていただいて嬉しかったです。

MC:犬童監督も上映されての反響や反応を見たと思います。

犬童:上映した会場が1200人のホールなんですけど、満員でチケットもソールドアウトになっていたんですけど、その人たちに上映の後に迎えられた時にみんながすごく熱狂的で、それって沢尻さんのことを熱狂的に迎えていると思うんですけど、僕の中では「これ、もしかしたらいけるんじゃないか?」という気持ちにさせられましたね。終わった後、すごく楽しそうだったよね、みんな。

MC:写真でもお客さんたちがすごく笑顔だったのが見て取れたんですけど。監督は昨日お帰りになられたんですか?

犬童:そうですね。

MC:沢尻さんは1日弾丸ツアーだったと聞いたのですが。

沢尻:1日もいないですね!6時間くらいですか、日帰りという(笑)。泊まっておいしいものでも食べられたらよかったんですけど、ちょっといろいろありまして。

犬童:お昼ご飯も食べてないですよね。

沢尻:そうなんですよ(笑)。でも、ちょっと街中に行って撮影したりとかして、ちょっとだけですけど、上海の雰囲気というか空気を味わえたのでよかったです。

MC:しかも、沢尻さんはすごくたくさんのファンの方がいらっしゃっていたんですよね!

沢尻:そうですね!

MC:9000人の「沢尻会」というファンクラブがあって、その方々も来ていたと聞きました。

沢尻:はい(笑)。すごく嬉しかったです。普段ファンの皆さんと接する機会ってなかなかないので、すごく嬉しかったです。

MC:話しかけられたりはしましたか?

沢尻:はい!「かわいいー!」「頑張ってー!」みたいな感じで、いろいろ声をかけていただいて。

MC:それを監督は横で見ていたと思うんですけども、いかがでしたか?

犬童:僕はできるだけ、みんな写真を撮っているんですけど、どう考えても沢尻エリカを撮っていると思ったので、できるだけ離れて歩くようにしました(笑)。

沢尻:あはは!(笑)。

犬童:邪魔にならないように(笑)。

MC:この上海国際映画祭の受賞結果ですが、6月24日ということなので、ぜひ皆さん、注目していてください!ありがとうございました。沢尻さんに映画の話をしていただこうと思いますが、今回の主人公は夢を諦めきれないアラサー女性ということですが、沢尻さん自身、主人公に何か共感できることはございましたか?

沢尻:30代女性って、仕事だったりプライベートでも考ること、悩むことってたくさんある時期だと思うんですね。それはいろんな職業を問わずだと思うので、私もすごく共感できることは多かったです。

MC:役には入りやすかった感じですか?

沢尻:そうですね。わりと自然に、自然体な感じでできたんじゃないかなと思います。

MC:ありがとうございます。では続きまして、吉沢さんにお伺いしたいと思います。沢尻さん演じる沙織を猫として見守る役だったと思いますけれども、沢尻さんと共演していかがでしたか?

吉沢:素敵な女優さんというか、僕が言うのもあれなんですけど(笑)。それこそ、飼い主とペットっていう距離感を人間同士でやるっていう、普通の恋人以上になんか距離感が近いんですよ、絶対。それを最初のはじめましての段階で、(クランク)インする前に2週間ぐらい稽古があったんですけど、そこで沢尻さんとはじめましてで会って、その距離感をやるっていう時に、猫なので僕から近づいていくことが多いので、そこで嫌がられたらどうしようという不安がずっとあったんですけど、沢尻さんがすごく受け入れてくださっている感じもあって、完全に僕を見ている目がペットを見ている目だったので、それがもう「あ!受け入れてくださった!」っていう安心感があって、僕は本当に甘えっぱなしでした。