松原:最後の問題。事故物件に住んでよかったこと。①仕事を手伝ってくれる、②家事を手伝ってくれる、どちらでしょうか?
MC:どっちも嬉しいですよね。仕事も手伝ってくれる、家事も手伝ってくれる。では、①仕事を手伝ってくれるだと思う方、挙手をお願いします。
MC:あとの皆さんは、②家事を手伝ってくれる。それではタニシさん、正解は?
松原:正解は…①仕事を手伝ってくれる、です。
MC:おめでとうございます(笑)。
松原:僕は怖い話をする芸人もやっていますので、怪談の番組があってそのオーディションがあるんですけれども、僕が「松原タニシです」っていう自己紹介をしただけで、スタッフさんの数珠がバーンッ!と弾けたんですよ。
観客:ええぇーー!!
松原:それによってプロデューサーが怖がりすぎて、「君、もうしゃべらなくていいから番組出て!」って言ってくれました。
(会場爆笑)
松原:後押ししてくれる!
MC:キャスティングに結びつくという。
松原:そうなんですよ。仲良くしたほうがいいですよというお話ですね。
MC:どうでしょうか、皆さん。事故物件に住みたいと思いましたか?
池田:まぁ…事故物件じゃなくても今のところうまく…。
MC:そうですよね!お仕事も順調ですし。
池田:なんか楽しい生活に…うん、巡り合えば!事故物件に。
松原:はい。ぜひ。安いし。
MC:結構安いですか?
松原:安いですね!僕、今住んでるのが3DKで3万円です。
観客:ええぇーーー!!
松原:持て余しています(笑)。
MC:リアルにルームロンダリングをされているような感じですね(笑)。
松原:そうですね!あと、長いこと住んだら、事故物件に住めたということで自信にも繋がるということで。もう前に出られるようになりましたんで。皆さんもぜひ!
MC:お試しください!本作を観たら気が変わるかもしれません。ありがとうございます。それでは、お時間のほうが来てしまいました。最後に、これから映画をご覧いただく皆さんに池田さんからメッセージをいただきたいと思います。よろしくお願いします。
池田:これから皆さんに『ルームロンダリング』をご覧いただけると思うんですけれど、この作品は私にとってとても大切な、幼い時に母にいただいた絵本のような、そんな存在になっています。皆さんにとっても、この作品が大切な映画になってくれることを祈っております。今日は本当にありがとうございました!
MC:ありがとうございます。以上をもちまして、舞台挨拶を終了させていただきます。『ルームロンダリング』キャストの皆様、そして監督にもう一度大きな拍手をお送りください!ありがとうございました!
『ルームロンダリング』
7月7日(土)より新宿武蔵野館、渋谷HUMAXシネマ、シネ・リーブル池袋他全国ロードショー
監督:片桐健滋
脚本:片桐健滋 梅本竜矢
出演:池田エライザ 渋川清彦 健太郎 光宗薫 オダギリジョー
配給:ファントム・フィルム
【ストーリー】 5歳で父親と死別し、その翌年には母親が失踪してしまった八雲御子(池田エライザ)。その後は祖母に引き取られたが、18歳になると祖母も亡くなり天涯孤独に。度重なる不幸で自分の殻に閉じこもってしまった御子のところへ、母親の弟である雷土悟郎(オダギリジョー)が現れ、住む場所とアルバイトを用意してくれることに。しかし、そのアルバイトとは、訳アリ物件に自分が住むことによって“物件を浄化する”というルームロンダリングだった。ルームロンダリングを始めて以来、幽霊が見えるようになった御子。幽霊と奇妙な共同生活を送る中、御子は失踪した母親との再会を果たすが…。
©2018「ルームロンダリング」製作委員会