MC:ありがとうございました。では野々さん、お願いします。
野々:私は最近結婚したので、
全員:おめでとうございます!
野々:ありがとうございます(笑)。これをひしひしと噛み締めながら生活しているんですが、「ありがとうございましたが夫婦を救う」。
榮倉:野々さんっぽい!
野々:なんか夫婦になると、つい毎日一緒にいると、やってもらったこととかが、当たり前のように感じてきてしまいがちなんですけども、それをちゃんと気づいて「ありがとうございました」って言えるといいかなと。理想ですけど、思います。
MC:例えば、どんな時に「ありがとうございました」と言ったなと思います?
野々:本当にいろいろ言う機会があるんですけど、ご飯を食べた後に、さっとお皿を洗っている時とか(笑)。「ありがとうございます」と言います。
MC:監督とは真逆ですね。
李:そのうちなくなりますよ。時間の問題です。
安田:奥さん、こんなこと言ってますよ!
MC:ありがとうございます(笑)。大谷さんは独身ですが。
大谷:そうです。僕は「飲食が夫婦を救う」。これは食事とちょっとしたお酒だと思うんですけど、この映画の中でも榮倉さんが演じられているちえさんが、「夫婦は頑張らなくていい」というセリフがあって、僕、それがすごいキタんですよね。お互いのペースだったり、自分の生活リズムがある中で、そんなに気合いを入れてやっていても長続きしない。ただ、ご飯を食べるときだったり、一日の中で一緒に夜お酒を飲んだりとか、そういう時間だけともにしていれば、なんとかなるんじゃないかと思って書きました。
MC:確かに榮倉さん、この映画ではご飯を食べるシーンが何度も出てきますね。
榮倉:そうなんですよね。死んだふりをした後に「さあ。ご飯にしましょう」というセリフがあって、それがすごく好きで。夫婦の奥行きとか、生活を感じるというかね。飲食は大切ですよね。
MC:さあ、安田さんは一体なにが。
安田:あのねえ「おこづかいが夫婦を救う」。
MC:どういうことですか?
安田:あのね、私ねえ、財布にあればあるだけ使っちゃうから。
MC:え、おこづかい制なんですか?
安田:はい、もちろん「なに買いたい」とか、「なに食べたい」とか「今日は出かけるから」という度にいただけるから、不自由はないんですけども。自分でやると全部使っちゃうから(笑)。そうなっちゃうと、結局お金って大事じゃない。夫婦間においてもね。だから管理してもらって、おこづかい制にしてもらっているほうがね、私はいいなと思うね。
榮倉:奥様、さまさまですね(笑)。
安田:(笑)…、今日来てないな。(会場爆笑)
MC:でもちゃんとくれるわけですもんね。「いらないわよ!」とは言わない?
安田:言わない言わない。ちゃんとくれますよ。正直に話して。そうすればなんにも悪いこともしないし。自分を律することもできますし。おこづかいですよ。大谷くんもおこづかいにしてもらいなさい。
大谷:参考にします、ありがとうございます(笑)。