MC:では松岡さんはいかがでしょうか?
松岡:犬に噛まれるシーンがあったんですけど、犬が寄ってくるように、手にドッグフードを仕込んで、服の中にもドッグフードを入れるんですけど、だからペロペロと舐められて(笑)。で、手に入っているドッグフードを食べようとして、僕の手を食べるんですよ。終わった後、手が血まみれで(笑)。でも、すごくかわいかったので、許すよという感じで許しました(笑)。毛もすごかったんですけど、いいなあ動物って、かわいいなと思いました。
MC:じゃあドッグフード臭かったわけですよね?
松岡:手はドッグフード臭かったですね、確実に。その中でやってました。
MC:ありがとうございました。古川さんはいかがでしたか?
古川:最初の方のシーンでそれこそ初現場入りのシーンだったんですけど、その時に初めて流星くんともしゃべって、初めて演技もしたっていうタイミングだったんですけど。NGを…、何回でしたっけ?
中島:11回かな?
古川:11回NGを出したという伝説がありまして(笑)。初の現場でそれだったんで、こんなことあるのかなと思って。すごいメンタルやられたんですけど、今となってはいい思い出になっているなと。
中島:ちょっとした裏話ですけど、お兄ちゃんて自信を持っているタイプじゃないすか。それで最初に芝居する時に、後ろのクローゼットに寄りかかりながらしゃべるから、自信を持っているキャラクターが寄りかかるのはなあ、と思って声とか感じはいいんですけど、何度もやってもらったんです。今度、普通に立っていたら、違ったんだよね?
古川:そうですね…。(会場笑い)
中島:流星くんの指導なども入り、最終的に編集で最初のワンテイク目を使いました。
古川:そうだったんですか!?
中島:寄りかかっていても、寄りかかる瞬間はカットしてるんだよね。自信をもったお兄ちゃんのまんまでいってます。
古川:それが裏話ということで(笑)。僕も今聞いたので(笑)。本当の裏話ですね。
MC:横浜流星さんは、最初から古川さんの演技を見ていたわけじゃないですか?成長は感じましたか?
横浜:いやもう、早いんですよ。若いんで。吸収力が…
松岡:俺らも若い!
横浜:そうね(笑)。皆んな若かった(笑)。やっぱり素直だから、自分も見習わなければと思いましたね。変な部分が出てきちゃうじゃないですか。ここは曲げちゃいけないのかなとか、変に頑固なところが。それはいらないなと。素直にやったほうがいちばんだと思いました。
中島:すごいアドリブもやるようになったし。良かったですよ。自信ついたでしょ?
古川:そうですね。初の現場で監督だったり、主演の流星くんにお会いできたのは、僕にとっては大きかったなと思います。
MC:ありがとうございます。小野さんはいかがですか?
小野:いちばん印象的だったのは、私は皆さんのできた輪の中に、後から合流する形で撮影をしたのですが、理咲ちゃんがこんな感じで、フワフワしたような、皆んなが大事に扱わなくちゃいけないお姫様みたいな雰囲気だなと私は思ったんですけど、私は「理咲ちゃん」っていうふうにしようと思ったんですけど…
横浜:どういう感じ!? 全然分からんよ!?
小野:(笑)、で、横浜さんは、「理咲ちゃん」ってしたいところを、グイグイと。たぶん主演として、ちゃんとしようと思ったんでしょうね。距離を詰めなくちゃいけないという気概を感じて。かわいがるような感じではなくて、魂でぶつかると言うか(笑)。言葉を選ばないで言うと、しつこい(笑)。ウザ目な感じでぶち当たっていって、でもこうやって作品って作るんだと思いました。主演ってすごいなと思って(笑)。
横浜:それは褒めてくださってるんですか(笑)?
小野:もちろんです!
横浜:それともバカにしてるんですか(笑)?
小野:とんでもない(笑)!もう本当にスーパー、スーパー、リスペクトですよ。素晴らしいな、横浜流星!っていう。本当に思ってます。それをちゃんと受ける理咲ちゃんも素晴らしいですし。素晴らしい!それが印象的でした。はい(笑)。