MC:死んだふりはうんざりと言ってますけど、結婚三年目の壁というところから本物の夫婦になっていくんですよね。
安田:李さんは、そういうところから演出されてたんじゃないかと思っちゃいましたね。
李:安田さんはどんなシーンが良かったですか?
安田:バッティングセンターですね。野々さんと榮倉さんのシーン。
榮倉:女子だけの会話のシーンですね。私は逆にお二人(安田と大谷)のシーンが好きです。会社での男性同士の会話がすごく新鮮で、生々しいですよ。会社で男同士で何を話しているのかなと思うと、なんかあそこだけ雰囲気が違うっていうか。
李:2人のシーンで言うと、安田さんと大谷さんが沖縄風居酒屋で飲むシーンがあったんですけど、あの時、大谷さん、うんざりしてませんでした。
大谷:それはどういう意味でですか(笑)。あれは裏話がありすぎるというか(笑)。安田さんが無口だとおっしゃったじゃないですか?あの時は、安田さんが饒舌だったんですよ。普段より明るくて、どうしたのかなと思ってたんですよ。なんでだったんですかね?
安田:居酒屋でしょ? 酔っ払って話すシーンでしょ? それは酔っ払っていいんだよ。
大谷:…という先輩の話があったので、俺もいっちゃおうかなと思って(笑)。
榮倉:あれはリアルだったんですね。
李:安田さんは結構飲んでて、大谷さんが芝居の途中でメガネをはずして、うんざりするシーンがあるんですけど、あれは心の底からうんざりしてませんでした?
大谷:いやいや(笑)。正直飲んじゃったんですけど、安田さんが自前のお酒をお持ちになられて。
榮倉:飲む気満々じゃないですか!?家から持ってきたんですか?
安田:違う、違う。クランクアップだったから、その日はもうないし。移動だけだったから近くのコンビニで買ってきて。大丈夫ですよ、全部セリフ通りですから。
李:セリフ通りなんですけど、同じ芝居を何本か撮るんですよ、編集するために。安田さん、やる度に芝居が変わるんですよ。とてもやりにくかったです(笑)。
安田:そんな重箱の隅を突いてもしょうがないですよ。とにかくいい映画ですよ。
MC:安田さんは、理想の夫婦像はどんなものがありますか?
安田:理想でしょ?長生きした上で若干僕のほうが先に死にたい。幸せに囲まれて看取られながら「いい人生だったよ。ありがとう」って言って死にたい。残されるのは絶対嫌。理想ですよ?
MC:榮倉さんはどうですか?
榮倉:いつまでも食卓を囲む夫婦がいいなあ。
MC:そういうさまざまな夫婦がありますけど、実は今回、メインビジュアルでもワニにガブっと食べられてますけど、熱川バナナワニ園の園長に聞いてみたんですけど、ワニは幸せを運んでくる動物で、古代は神だったと。この映画を製作している時も幸せなことがありました?
李:そうなんですよ、この映画のプロデューサーは、脚本を作っている間に結婚して、脚本を書いた人も結婚され、榮倉さんも結婚され、野々さんも結婚され、メイクの人にも赤ちゃんができたって。本当につながっているというか。
MC:そのご利益があるワニが来ていると聞いたのですが。
(ワニ登場)
MC:これが!?これは映画で使ったやつですか?
李:そのままです。あんまり大きな声では言えないですけど、30万円です。
安田:これ、3分割できるんですよ。
榮倉:リボンもつけてね。
李:野々さんがこれ持って街角を歩くシーンがあるじゃないですか。サーフボードを小脇に抱える感じで良かったですよ。まあ後で観てください(笑)。これ終わったらロビーに置いておくんでしょ?だから幸せになりたい人は、触ってください。ご利益をお裾分けしましょうということで(笑)。
MC:それでは最後に、安田さんからメッセージをお願いします。
安田:冒頭の挨拶と重なってしまいますが、心より感謝を申し上げます。「Yahoo!知恵袋」の原作から、脚本化された映画を観ていただくんですが、正直良かったと思っていただければ、ぜひ口コミのほどよろしくお願いいたします。心より感謝を申し上げます。本日はどうもありがとうございました。
MC:ありがとうございます。では、榮倉さんお願いします。
榮倉:今日はどうもありがとうございました。これから観ていただいて、本当に好きでしたらぜひもう一度劇場で観ていただきたいなと思います。家族にも良かったよっていう話題のひとつになったら嬉しいです。私はこの映画がとても好きです。これからもよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
MC:ありがとうございました!
『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』
6月8日(金) ロードショー
監督:李闘⼠男
原作:「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」
脚本:坪田⽂
主題歌:チャットモンチー「I Laugh You」(キューンミュージック)
出演:榮倉奈々 安田顕 大⾕亮平 野々すみ花
配給:KADOKAWA
【ストーリー】 サラリーマンのじゅんが仕事を終えて帰宅すると、⽞関で妻のちえが口から血を流して倒れていた!動転するじゅんだが、「ククク…」と笑うちえの傍らにはケチャップ。ちえは死んだふりをしていたのだ。それからというもの、家に帰るとちえは必ず死んだふりをするようになった。ある時はワニに喰われ、ある時は銃で撃たれ、またある時は頭を矢で射抜かれ…次第にエスカレートしていく“死んだふり”。最初は呆れるだけのじゅんだったが、何を聞いても「月が綺麗ですね」と笑うだけのちえにだんだん不安を覚え始める。寂しいだけなのか、何かのSOSのサインなのか―。ちえの謎の⾏動には、“秘密”があった。
(C)2018「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会