「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」というタイトルで、2010年「Yahoo!知恵袋」に投稿された質問はたちまち話題を呼び、ボーカロイド曲に派生したのち翌年にはコミックエッセイ化。一大ブームを創り上げた伝説の投稿が、『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』として実写映画化され、6月8日に全国ロードショーとなる。本作の完成披露試写会イベントが5月15日に109シネマズ二子玉川にて行われ、榮倉奈々、安田顕、大谷亮平、野々すみ花、李闘士男監督が登壇した。ここでは本イベントの模様を全文掲載でお届けする。
MC:本日は『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』舞台挨拶付き完成披露試写会にお出でいただき、ありがとうございます。「Yahoo!知恵袋」伝説の投稿から生まれたコミックエッセイが最高のキャストを迎えてついに実写化となりました。15パターンもの死んだふりを全身全霊で披露し、なんともキュートな愛おしい妻のちえを演じたのは榮倉奈々さん。そんなちえに振り回されながらも、妻のことを理解しようと奮闘する夫には安田顕さん。凸凹だけれども、愛おしくて素敵な夫婦像を絶妙なコンビネーションで演じられました。さらには、大谷亮平さん、野々すみ花さんなどユニークで最高のキャストが集結いたしました。結婚3年目の夫婦が一風変わったコミュニケーションにより見つけ出した本当の夫婦になるための答えとは。まさかの実話が産んだ、ハートフルコメディとなっております。ではさっそく本日のゲストの方をお呼びいたしましょう。どうぞ皆さま、大きな拍手でお迎えください。
まずは一言づつご挨拶をお願い致します。榮倉奈々さん、お願いします。
榮倉:皆さんこんばんは。今日はどうもありがとうございます。上映前に舞台に上がるのはこちらも不思議な気持ちだし、映画を観る前に私達を見るのもとても不思議な気持ちだと思うんですけど、とりあえず楽しい数分を過ごして、あとは映画に集中していただければと思います。短い時間ですが、よろしくお願いいたします。
MC:ありがとうございました。安田顕さん、お願いします。
安田:安田顕です。本日はお集まりいただき、本当にありがとうございます。『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』、この映画が皆さんの前で公開されることに心より感謝を申し上げます。この映画が皆さんに観てもらえることになって良かったなと。本当に心から思います。紆余曲折ありましたけれども、李監督のもとに集まったスタッフの皆さま、尽力いただいた関係者の皆さまのおかげで、今ここに立てているんだなと、自分としてはすごくありがたいことでございます。今回は上映前ということで、これから我々のほうで上映前に全てのあらすじを言っていきたいと思います。
李:ちょっと(笑)!
安田:二度美味しいのではないかと(笑)。本日はよろしくお願いいたします。
MC:ありがとうございます。大谷亮平さんです。
大谷:皆さん、こんばんは。大谷亮平です。多くの方に来ていただいて、すごいびっくりしていますし、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。この映画は結婚だったり夫婦生活についてすごく考えさせられる機会をもらえる映画でもあるんですけども、内容はゆったりとした、ほのぼのとした気軽に観られる映画なので、今日は気楽な感じで楽しんでいってください。よろしくお願いいたします。
MC:ありがとうございました。野々すみ花さん、お願いします。
野々:皆さん、こんばんは。野々すみ花です。本日はお集まりいただき、ありがとうございます。普段、舞台に立つことはあるのですが、映画館の舞台に立つのは初めてで、こんなにたくさんの方々が来てくださってすごく嬉しく思っております。やっとこの映画がお客様のもとに届くことになって、本当に嬉しく思っております。数日間のお話ではあるんですけども、その中にも日常を振り返って考えさせられるようなこともたくさんあり、日常のようで深い映画でもあると思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。