MC:ムロさん、せっかくですから観終わったばかりのお客様に反応を聞いた方がいいんじゃないですか?
ムロ:主役の人がやる、アレですね(笑)。皆さん今日、映画どうでしたか?
(会場拍手)
MC:初日おめでとうございます!
ムロ:なんかもう終わっちゃう感じですね(笑)。ここいうのはいいもんですね。嘘がないから、拍手には。俺、何言ってんだろ(笑)。
MC:ありがとうございます。まずは、山寺宏一さんからお聞きします。この映画は、『シュレック』のドリームワークスと、ユニバーサルがタッグを組んだ初の作品ということで、山寺さんも多数の作品に出られていますよね。
山寺:『シュレック』でねドンキーの役もやらせていただきました。(ドンキーの声で)「一緒に冒険の旅に行こうぜい!」ってエディ・マーフィの声をね。(会場から大歓声と拍手)当時は(製作のジェフリー・)カッツェンバーグさんともお会いしたことがあって、「頑張ってください」と言われたのを思い出しますね。その後、ドリームワークス作品も良いのがたくさんあるんですけど、日本ではなかなかアレだったりして。大丈夫ですか、初日にこんな話をして。
ムロ:大丈夫ですよ、言っていきましょう、言っていきましょう!
山寺:『ヒックとドラゴン』なんて大名作ですよ?海外ではドーン!っといったのに日本では、アレ、どうしたんろう?みたいな。僕がやった『メガマインド』っていうウィル・フェレルがやった、ブラッド・ピットも出ている最高の作品があるんですけど、それはこの監督と同じ人なんですよ。ドリームワークス作品なんですけど日本未公開ですからね。配信だけという。なんともったいないと!本当に素晴らしい作品がたくさんあるんですけど、でもこの『ボス・ベイビー』でこんなに人がいるということは、ここからさかのぼって、いろいろなドリームワークス作品が評価されるんじゃないかと。僕はやっぱりドリームワークス作品はすごいと、ユニバーサルと組んで本領発揮すると、この作品からそうなっていく予感がしております。ありがとうございます。本当に嬉しいですよ、初日でこんなに人が入っているという。『シュレック』の先々行ロードショーというのがあったんですけど、スタッフのほうが多かったですからね(笑)。舞台挨拶をしたんですけど、すいません初日から愚痴ってしましまして(笑)。
ムロ:けっこうしゃべるんですね(笑)。言っちゃいけなさそうなことも。
山寺:スタッフがざわついてるんじゃないかって、「大丈夫」って言ってる(笑)。
MC:山寺さんはそうやってドリームワークスに関わりつつ、今回の『ボス・ベイビー』が海外でも大ヒットして日本でもヒットの予感を感じているということは、どんなところが魅力なんでしょうか?
山寺:すべてだと思います。映像技術のすごさはありますけど、ギリギリまで笑わせて最後に心が暖かくなるというまさにそういう映画で、世代を選ばない、お子さんが観ても楽しめて大人が観るとまた違う所で感動できるという、いろいろな世代がそれぞれの楽しみ方ができるというのが『ボス・ベイビー』の素晴らしさではないでしょうか。ベラベラとすいません。
MC:ありがとうございます。なんとその『ボス・ベイビー』、続編もすでに決定しています!2021年、3年後ぐらいですかね。らしいです。内容は全然わかりませんが、ご自分たちが期待するところをお話いただければと思います。
ムロ:でも、出てくるのかな…? ボス・ベイビーとティムが。
芳根:続編ができるならやりたいですけどね。
ムロ:ストーリー的にもう大人になったでしょう?
石田:完全に大人になってましたよ。
宮野:あれ、俺の出番!?(会場拍手)
ムロ:どうなるんだろう?
芳根:私、観たいのがあって、中身はオバさん見た目は子供を観てみたいです。
ムロ:それはいいかもね。そっか次、女の子生まれてるわ。
芳根:あの子がなるんですかね?
ムロ:なるかもよ?そしたらそれが芳根ちゃんなんじゃない?
芳根:オバさん?
ムロ:見た目は赤ちゃん、中身はオバさん(笑)。オバさんはまだ無理かなあ〜。
芳根:でも、やらせてもらえるなら…。
ムロ:んー、でもやらせます!
芳根:お、ありがとうございます(笑)。
石田:え、そんな決定権あるんですか?
ムロ:いやいや(笑)。一度ボス・ベイビーやったから、権限あるかなあと思って。
石田:いや。ないっすよ(笑)。
ムロ:そうか2021年、もう一回やりたいなあ。