MC：ありがとうございます。続きまして、荻野友里さんです。

荻野：荻野友里です。よろしくお願いします。主婦役を演じさせていただきました。旦那さんとのセックスレスに悩む主婦の役なんですけれども、ただ私だけ名前がないというか（笑）、主婦っていうそのイメージの役目なんですけれども、たくさんの主婦の方の象徴的な役なのかなと思いつつも演じさせていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。

MC：ありがとうございます。続きまして、大谷麻衣さんです。

大谷：はじめまして、大谷麻衣と申します。私が演じさせていただいたヒロミという役は、満足した日常を送っているんですけど、それに飽きて刺激を求める、どこか掴みきれないというかミステリアスな女性をやらせていただきました。そんなヒロミですが、領くんと出会って少し人間味が垣間見える一瞬もあったりするので、どうぞこの後、上映でお楽しみください。今日はありがとうございます。

MC：ありがとうございます。続きまして、佐々木心音さんです。

佐々木：こんばんは、佐々木心音です。西岡德馬さんの妻の紀子役を演じさせていただきました。とても歪んだというか、不思議な愛情表現を持つ夫婦でして、楽しくセックスさせていただきました（笑）。お楽しみください。

MC：ありがとうございます。そして、誕生日に“リョウ”を買う女性を演じました、江波杏子さんです。

江波：申し訳ありません。このようにお若い方々ばかりなのに、なぜか老女という私の名前、老女という役で老女優が演じさせていただきました。そろそろ老女優としては、のれんを下ろそうかな、看板を取り外そうかなと思い悩んでいるところに、このお話をいただきまして、「えぇ！」とびっくりして…濡れ場がある！舞台でご一緒させていただきまして、これでもう終わりかなと思いきや、映画。映画だからアップになったりすると、全部皺がバレちゃうわ。でも老女だから、そこで考え方を変えて、老女そのものでやらせていただきました。ごめんなさいね、松坂さん。

松坂：とんでもないです。

江波：領を演じる松坂さん、そして三浦監督の醸している現場は、あたたかくて、時々ひやっと怖いけれど、でも演じている最中は、看板を下ろそうかなと思う気持ちはふーっと溶かしていただき、希望に満ち満ちました。ありがとうございました。

MC：ありがとうございます。さて、娼夫“リョウ”と関わる男性俳優の皆さんも実力派の皆様が演じられています。ご紹介させていただきます。領が在籍する会員制ボーイズクラブのナンバーワン娼夫・東（あずま）を演じた猪塚健太さんです。

猪塚：こんばんは。ナンバーワン娼夫を演じさせていただきました、平戸東役の猪塚健太です。僕にとってもすごく思い入れのある東という役をもう一度演じさせていただき、本当に嬉しく思っています。皆さん、今日は忘れられないひと時をお過ごしください。よろしくお願いします。

MC：ありがとうございます。続きまして、領の中学の同級生で、ホストクラブに務める田嶋を演じられました、小柳友さんです。

小柳：小柳友です。どうぞよろしくお願いします。田嶋進也役をやらせていただきました。今日は意外と女性の方が多いんだなとびっくりして、お若い方々はちょっと刺激的かなとは思いますが（笑）、僕自身もまた好きな作品に出られたなと思えたので、ぜひ皆さん、楽しんでいってください。ありがとうございます。

MC：ありがとうございます。続きまして、佐々木さん演じる紀子の夫を演じられました、西岡德馬さんです。

西岡：どうも皆さん、こんばんは。西岡德馬です。この美しい若い女性の夫、謎の車いすの男をやりました。なんだかよくわからない男で、なんだかよくわからないうちに撮影が始まって、なんだかよくわからないうちに終わっていました。三浦監督の魔術に引っかかったような感じで、どうぞ皆さん、笑ってやってください。これで終わりです。どうも。

MC：ありがとうございます。そして、本作を手掛けられました、三浦大輔監督です。

三浦：今日は皆さん、ありがとうございます。監督の三浦です。完成披露試写会に来ていただいて、本当に嬉しく思っております。皆様にお披露目する最初の機会ですので、こちらも期待と不安でいっぱいです。短い時間ですけれども、舞台挨拶も含めて楽しんでいただけたら光栄です。今日はよろしくお願いします。