【全起こし】撮影時の松坂桃李を女優陣が絶賛!「食事はバナナのみ」「寒くてもコートなし」『娼年』完成披露舞台挨拶レポート 全文掲載

MC:ありがとうございます。そして、西岡さんにもお伺いしたいなと思います。

西岡:私のシーンは、ほとんど桃李と心音ちゃんの格闘技みたいなシーンで、それを私が観ているだけみたいな感じで、車いすに乗ってじーっと見ていたんですけど(笑)。こりゃ大変だなという感じで。監督は妥協しないので、何回も何回もやって…あれは本当に大変でしたよ。観てくださると分かると思いますけど、本当に大変だったよね!この二人は大変だったと思います。ほんとにご苦労様でした!

松坂:ありがとうございます(笑)。

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MC:今回は衝撃的なシーンもたくさんありますけど、思わず笑ってしまう、ちょっとユーモアなシーンもあったり。

西岡:そうですか?本人は真面目にやってるんですけど(笑)。相当真面目にやらせてもらいましたけど、おかしかったら笑ってください(笑)。

MC:ぜひいろいろな本作の魅力を堪能していただければなと思います。だんだんお時間が来てしまいました。皆さん、素敵なお話をありがとうございました。最後に、皆さんを代表しまして、松坂桃李さんからこれからご覧になるお客様、そして公開を楽しみにされているお客様にメッセージをお願いします。

松坂:皆様、本日は本当にありがとうございました。これから『娼年』が始まるということで、あまりもう細かいことは言いませんが、僕が今まで携わってきた作品の中で、これほど入口と出口が違う作品はなかなかなかったなぁと思います。そして何より、ものすごく余韻を楽しめる作品だと思いますので、皆さん、観終わった後にきっと…最初は面食らうかもしれないですけども、劇場を出る時にはすごく軽やかな会話を繰り広げられるんじゃないかなと思っております。それだけ自信がある作品です。皆さん、宣伝をよろしくお願いします。それでは、『娼年』をお楽しみください。本日はありがとうございました。

MC:ありがとうございました。これにて、舞台挨拶を終了させていただきます。監督、キャストの皆様をどうぞ大きな拍手でお見送りください。

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『娼年』
4月6日(⾦) TOHOシネマズ 新宿 他 全国ロードショー
監督・脚本:三浦⼤輔
原作:石田衣良「娼年」(集英社⽂庫刊)
出演:松坂桃李 真飛聖 冨手麻妙 猪塚健太 桜井ユキ ⼩柳友 ⾺渕英⾥何 荻野友⾥ 佐々木⼼⾳ ⼤谷麻⾐ 階⼾瑠李 ⻄岡德⾺ 江波杏⼦
配給:ファントム・フィルム

【ストーリー】 主⼈公の森中領(もりなかりょう)は東京の名門⼤学⽣。⽇々の⽣活や⼥性との関係に退屈しバーでのバイトに明け暮れる無気⼒な⽣活を送っている。ある⽇、領の中学校の同級⽣で、ホストクラブに勤める⽥嶋進也(たじましんや)が、美しい⼥性をバーに連れてきた。⼥性の名前は御堂静⾹(みどうしずか)。「⼥なんてつまんないよ」という領に静⾹は“情熱の試験”を受けさせる。それは、静⾹が手がけるボーイズクラブ、「Le Club Passion」に入るための試験であった。入店を決意した領は、その翌⽇に静⾹の元を訪れ、娼夫「リョウ」として仕事を始める。最初こそ⼾惑ったが、娼夫として仕事をしていくなかで、⼥性ひとりひとりの中に隠されている欲望の不思議さや奥深さに気づき、⼼惹かれ、やりがいを⾒つけていく。

(C)⽯⽥⾐良/集英社 2017 映画『娼年』製作委員会