2001年の直⽊賞候補になり、性の極限を描いたセンセーショナルな内容が話題を呼んだ⽯⽥⾐良の恋愛⼩説「娼年」が、2016年の舞台と同じ松坂桃李×三浦⼤輔のコンビで映画化され、4月6日より全国公開となる。それに先だち、3月12日、本作の豪華キャスト陣・監督による舞台挨拶付き完成披露上映会がＴＯＨＯシネマズ 新宿にて実施され、主演を務めた松坂桃李のほか、真飛聖、冨手麻妙、猪塚健太、桜井ユキ、⼩柳友、⾺渕英⾥何、荻野友⾥、佐々木心音、大谷麻衣、⻄岡德⾺、江波杏子らキャスト陣と、三浦大輔監督の総勢13名が登壇した。ここでは、本イベントの模様を全文掲載でお届けする。
MC：本日は映画『娼年』完成披露上映会にお越しくださいまして、本当にありがとうございます。本作は、ご存知の方もたくさんいらっしゃると思うんですけれども、直木賞作家・石田衣良さんの累計70万部を突破しました恋愛小説を、監督、キャスト、スタッフが全身全霊を込めて映画化したR18の愛のドラマです。こちら、舞台が上演されましたが、舞台版をご覧になった方はいらっしゃいますか？…結構いらっしゃるんですね！私も拝見しましたけれども、今回は映像になっているということで、一人の青年・領の心の成長が、よりリアルに繊細に丁寧に描かれています。そして、出会っていく女性たちも解放され、幸せになっていく姿も丁寧に描かれていますので、舞台版とは違った感動や味わいもあるんじゃないかと思います。ぜひ舞台版をご覧になっていない方もご覧になった方も、最後まで楽しみにされていてください。
改めまして、今日はこの2018年最大の事件といえる本作を、初めてお客様にご覧いただく上映会となります。皆様はこの事件の目撃者として、今夜をお楽しみいただきたいと思います。それでは、お待たせいたしました。キャスト、監督の皆様をお呼びしましょう。皆様、盛大な拍手でお迎えください。三浦大輔監督、松坂桃李さん、真飛聖さん、冨手麻妙さん、猪塚健太さん、桜井ユキさん、小柳友さん、馬淵英里何さん、荻野友里さん、佐々木心音さん、大谷麻衣さん、西岡德馬さん、江波杏子さんです。
それでは、本作をご覧になるお客様にメッセージ、ご挨拶をいただきたいと思います。私からおひと方ずつご紹介させていただきます。まず初めに、娼夫として様々な女性と出会い、一人ひとりの欲望と向き合う主人公・領を演じられました、松坂桃李さんです。
松坂：皆さん、どうもこんばんは。
観客：こんばんはー！！
松坂：こんばんは（笑）。ありがとうございます。貴重な時間の中、お時間をいただきありがとうございます。マスコミの方もありがとうございます。今日をきっかけに、この『娼年』という作品が初日までにどれだけ広まるかというのがかかっております。今日は皆さんのお力を借りたいなと思っているので、ぜひとも最後まで楽しんでいって帰ってください。本日はよろしくお願いします。
MC：ありがとうございます。続きまして、領が在籍することになる会員制ボーイズクラブ「Le Club Passion」のオーナー・御堂静香を演じられました、真飛聖さんです。
真飛：皆さん、こんばんは。真飛聖です。今日はご来場いただき、ありがとうございます。全員で心を込めて大切に作り上げました。これからご覧いただいて、その思いを受け止めていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。
MC：ありがとうございます。同じく「Le Club Passion」に関わる謎の女性・咲良（さくら）を演じられました、冨手麻妙さんです。
冨手：咲良役を演じさせていただきました、冨手麻妙です。皆さん、こんばんは。たくさんの方々が来てくれて、すごく嬉しいです。撮影がちょうど1年前くらいで、約1年経って、こうやって初めて皆さんにこの映画『娼年』を観てもらえる日が来て、本当に今日という日を楽しみにしていました。今日は短い時間ですが、この舞台挨拶も楽しんで、その後の映画『娼年』を楽しんで帰ってください。今日はよろしくお願いします。
MC：ありがとうございます。そして、様々な欲望を秘め、娼夫“リョウ”を買う女性を演じた皆さんがこの度全員集合してくださっています。皆様には、ご挨拶とご自身が演じられた役柄についてのご説明をお願いしたいと思います。まず初めに、桜井ユキさんです。
桜井：初めまして、桜井ユキと申します。ご来場いただきまして、本当にありがとうございます。役どころは、領と小柳さん演じる進也の大学の同級生で、後に買う…という役どころです（笑）。ぜひ映画を楽しんでいってください。今日は本当にありがとうございます。
MC：続きまして、馬淵英里何さんです。
馬淵：皆さん、今日はありがとうございます。イツキ役を演じさせていただきました、馬淵英里何です。私の役はちょっと変わった性癖を持っているといいますか、普通の行為では満足できない、そんな女性の役です（笑）。皆さん、楽しみにしていてください。よろしくお願いします。
MC：ありがとうございます。馬淵さんはまだご覧いただいていないので、なかなか説明が難しいんですね。
馬淵：そうですね（笑）。
