松坂桃李が初めてのダークヒーローを演じることで話題の、“立証不可能犯罪”をテーマにしたスリラー・エンターテインメント、映画『不能犯』が2月1日に公開初日を迎え、本作の初日舞台挨拶が、同日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われた。舞台挨拶には、キャストの松坂桃李、沢尻エリカ、新田真剣佑、間宮祥太朗、真野恵里菜、芦名星、そして白石晃士監督が登壇した。ここでは、本イベントの模様を全文掲載でお届けする。

MC：本日は、映画『不能犯』初日舞台挨拶に満員のお客様、ありがとうございます。これから、キャスト、監督をお迎えして舞台挨拶を行って参りたいと思います。最初にお配りしましたうちわ、「怖かった」「かっこよかった」となっておりますが、これから監督とキャストがご登壇しますので、ぜひ“怖かった”なのか、“かっこよかった”なのか、どちらの気持ちが近いのでしょうか。“怖かっこよかった”と両方でもいいんですけれども、それを見せてアピールしながら、ぜひ盛り上げて迎えていただければと思います。

それでは、映画『不能犯』出演者、監督をお呼びしたいと思います。どうぞ、大きな拍手でお迎えください！

よろしくお願いいたします。まず、皆様からお一言ずつご挨拶をいただこうと思います。まず初めに、絶対に立証できない方法でターゲットを死に導く男・宇相吹正（うそぶきただし）役、松坂桃李さん。

松坂：ありがとうございます。松坂桃李です。今日は雨が降っている中、寒い中、もうすぐ雪が降る中、本当にありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです！たくさんの方、本当にありがとうございます。雪が降る前にみんなで帰りましょう！

（会場爆笑）

松坂：大変ですからね。明日の昼ぐらいまで降るらしいのでね。なるべく早めに帰りましょう。

MC：気象予報士みたいになっていますね（笑）。

（会場爆笑）

松坂：交通が麻痺しちゃうのでね、東京は（笑）。本当に嬉しいです。短い時間ですが、最後まで楽しんでいって帰ってください。よろしくお願いします。

MC：ありがとうございます。宇相吹がただ一人コントロールできない正義を貫く女刑事・多田友子役、沢尻エリカさん。

沢尻：多田役をやらせていただきました、沢尻です。皆さん、本日はお集まりいただき、ありがとうございます！今回の作品は自分にとっても思い出に残る作品になって、すごく楽しく撮影もできて、この作品に参加できてよかったなと思える作品になりました。こうして初日を迎えることができて本当に幸せです。今日は本当にどうもありがとうございます。

MC：ありがとうございます。続いて、正義感溢れる熱血新人刑事・百々瀬麻雄役、新田真剣佑さん。

新田：新田真剣佑です。僕は新人刑事の百々瀬をやらせていただきました。とにかくずっと走っている男なので「あ、走ってるな！」と思って観てください。今日は楽しんでいってください。よろしくお願いします。

MC：ありがとうございます。続いて、更生した元不良少年・川端タケル役、間宮祥太朗さん。

間宮：間宮祥太朗です。川端タケルという役を演じました。『不能犯』初日に来てくださって本当にありがとうございます。公式ツイッターをフォローしている方も結構いらっしゃると思うんですけれども、いろんなところで「『不能犯』を観ないなんて愚かだ、愚かだ」と言い続けて、皆さんは愚かじゃないんだなと思いました！（笑）。ありがとうございます！よろしくお願いします。

MC：ありがとうございます。続いて、夢原理沙と生き別れの妹で借金まみれの木村優役、真野恵里菜さん、お願いいたします。

真野：木村優を演じさせていただきました、真野恵里菜です。本日は皆さんの貴重なお時間をこの作品にくださって本当にありがとうございます。とても複雑な役だったんですけれども、とてもやりがいがあり楽しかったです。ありがとうございます。

MC：ありがとうございます。続いて、成功したジュエリーデザイナー・夢原理沙役、芦名星さん。

芦名：夢原理沙役の芦名星です。本日はありがとうございます。皆さんの心には今いろんな感想があると思うんですけれども…。観終わった後ですよね？

白石：観終わった後ですよね。

MC：そうですよ（笑）。

芦名：良かった！（笑）。

MC：「怖かった」「かっこよかった」をあげていますから。大丈夫です（笑）。

芦名：そうですよね（笑）。この作品は後半に向けて「どうなるの！？どうなるの！？えぇ！？」っていうのがいくつかちりばめられていたと思うんですけど、どうか皆さんそこは言わずに、この作品のいいところをこれからたくさん広めていっていただければと思います。本日はありがとうございます。楽しんでいってください。

MC：ありがとうございます。最後に、この作品のメガホンをとられました白石晃士監督、お願いいたします。

白石：どうもありがとうございます。監督の白石晃士です。今日は本当に、松阪くんも言っておりましたけれども、寒い中、雨の中、来ていただいてありがとうございます。この映画は、私が言っていますのは、公式は宣伝のコピーを言っていますけど、私は「仲良く親子で観られる人殺し映画」だと言っております。皆さんも、今日は若い女性の方が多いのですが、きっと若い女性の方も楽しんでこの人殺し映画を観ていただけたかなと思うのですが、どうでしたか！？楽しめました！？

（会場拍手）

白石：ありがとうございます！みんなで人殺しを楽しんでいただいてありがとうございます！（笑）。短い時間ですが、よろしくお願いします。