DaiGo:皆さんに見せました?戻してもらってもいいですよ。
松坂:戻してもいい?
DaiGo:戻してもいいですよ。自分の意志で決めましたね?間違いなく。
松坂:はい。決めました。
DaiGo:最初から僕がわかっていたら不思議だと思いません?(笑)。
松坂:そうですねぇ…。
DaiGo:わかりやすいタイプだとさっきおっしゃっていたと思うんですけど、性格的にわかりやすいタイプでちょっと子どもっぽいと想像していたんですが、さっきも役の話を皆さんにしているのをバックで聞いていたんですけど、役に入り込んじゃってあまり共演者の人と話すチャンスがなかったと言っていたじゃないですか。集中力が高くて真面目なほうで、さらにもっと言うとですね、負けず嫌いなタイプなんですよ。どちらかというとこだわりが強い。そういう人に挑発をかけるとパッと見は乗ってこないんですけど、必ず乗ってくるんですよ。つまり選んだ色は、間違いなく僕が直前に挑発をかけた“緑”です!
観客:すごーい!!
松坂:すごい!!いやーすごい!!それもちょっとあった、プラス、緑が好きな色でもあったんですよ。最初におすすめは緑ですって言われたときに、「えぇ?!もうここからかぁ」って(笑)。「ここから?!えー!でも自分の意志でって言われてるしなぁ」と思いながら、変えるのも嫌だし…目に優しい色が好きなんですよ(笑)。
(会場爆笑)
DaiGo:なるほどなるほど(笑)。皆さん動揺するといろんな理由を言うんですね。女性の皆さんが多いですからね、男性とか彼氏が浮気を問い詰めると聞いてもいないこといろいろしゃべりますからね(笑)。
(会場爆笑)
DaiGo:プレッシャーがかかるとそういう心理状態になる。
松坂:すごい!!
DaiGo:沢尻さんいきますか?右利きですよね?では、右手でケースを持っていただいて、左手で選んでください。桃李さんが選んだ緑を選んでもいいですし、それ以外でも。もう決まっていますか?
沢尻:決まりました。
DaiGo:別に変えてもらってもいいですよ。それでは、ご自分のタイミングで選んでいただいて、選んだら皆さんに見せてあげてください。決めたら教えてくださいね。
沢尻:終わりました!
DaiGo:OKですか?今の「終わりました!」っていう声のトーンがすごく特徴的ですよね。ちょっと楽しそうでしたね。ちょっとはしゃいでいる感じがしたので、性格的にいうと何かを仕掛けてきましたね。たぶんだいぶ裏をかいた選択をしてきた可能性が高いかなぁと僕は思いますね。うーん…パッ見た印象がすごく直感とか感性のタイプだと思うので、紫とかそっち系の色にいくかなぁと思ったんですけど、たぶんこれは違いますね、この取り方は。あの声のトーンが気になるなぁ…。外したらすみませんね。あまり自信はないですが、今のトーンの声からすると裏をかいているので、そのなかでも最も裏をかいた合理的な選択は、同じ色だから“緑”がもう一回かな。
沢尻:すごーい!!すごすぎる!!
松坂:いやーすごい!!
DaiGo:よく取れましたね、緑を。
沢尻:絶対(緑は連続で)続かないと思ったから。うわー!わかるんだ!!すごーい!!
(会場拍手)
DaiGo:本当は好きな色は?裏をかかないで取ろうとしたら何色でした?
沢尻:うーん…水色とか?
DaiGo:そっち系なんですね!
松坂:そっち系とかあるんですか?(笑)。
(会場爆笑)
DaiGo:水色は結構天然な人が取るんですよ、僕の経験だと。自分の世界を持っている人は水色を取るタイプが多い。ちなみに緑が好きな人は、全員じゃないんですけど、初対面の相手に対する壁が高くてなかなか心を許さないんですけど、一回心を許しちゃうと手放しで相手を信用しちゃうので騙されるときはひどい騙されます。心に深い傷を負いかねない…。
松坂:なるほど!気をつけまーす!(笑)。
DaiGo:(笑)。
MC:楽しかったけどちょっと怖くなりましたね。
沢尻:うーん、すごい!!まさかと思いました。
松坂:やっぱり後からくるゾクッと感ありましたね。
沢尻:ゾクッときたもん!
DaiGo:この『不能犯』の映画の中でも、宇相吹さんが赤い目でじーっと見てゾワッとなってから暗示にかかりやすくなりますけど、そういうのに本来はテストって使うんですね。占い師とかもそうですけど、皆さんが考えていることを当てるわけですよ。ドキッとしますよね。その驚いている状態って他人に操作されやすい状態になっているので、そこからマインドコントロールに入っていくんですよね。『不能犯』にはこういうのがあったと。今のはただのエンターテインメントですけどね。
MC:こちらから見ていると、最初に説明しているときに沢尻さんはあえてDaiGoさんから目線を外しているような気がしたんですけど…。
沢尻:そうです。
MC:でも松坂さんは魅入られているみたいに「うわあぁ!」って(笑)。
(会場爆笑)
松坂:へぇー!(笑)。