松坂桃李主演『不能犯』GLIM SPANKYの書き下ろし楽曲「愚か者たち」『不能犯』ver特別MVが公開

松坂桃李が初めてのダークヒーローを演じることで話題の、“立証不可能犯罪”をテーマにしたスリラー・エンターテインメント、映画『不能犯』が2月1日より全国ロードショーとなる。このほど、本作の主題歌を担当した男女二人組ロックユニット、GLIM SPANKY(グリム・スパンキー)の書き下ろし楽曲「愚か者たち」の映画『不能犯』ver特別ミュージックビデオが公開された。

本作は、「ウロボロス-警察ヲ裁クハ我ニアリ-」などでも知られる神崎裕也が作画、原作を宮月新が担当し、「グランドジャンプ」で連載中の同名漫画が原作。見つめるだけで相手を死に追いやる主人公・宇相吹(うそぶき)正(ただし)役を松坂桃李、宇相吹が唯一殺すことのできない、正義感溢れる女刑事・多田友子役を沢尻エリカが演じているほか、宇相吹に翻弄される人々に、新田真剣佑、間宮祥太朗、真野恵里菜、忍成修吾、今野浩喜、芦名星、矢田亜希子、安田顕、小林稔侍という豪華キャストが顔を揃えた。

『不能犯』メイン

映画公開前日である1月31日にいよいよシングル発売となる本楽曲「愚か者たち」。先日公開されたGLIM SPANKYが出演するオリジナルverのミュージックビデオでは、顔に骸骨やピエロなどの絵が投影され、顔の半分の表情が変化するなど、歌詞のテーマである“二面性”を表現した印象的な仕上がりとなっているが、このほどお披露目となったミュージックビデオは映画の本編映像で構成されたもの。監督とも何度も打ち合わせを重ねながら創作したという今楽曲は、GLIM SPANKYの「<常に私たちの周りに存在する迷いや焦燥感、それを抱えながら生きていくという私たち>を第三者的な目線から見て歌詞にしています。常に自ら選んで生きているということ、もう一度その選択を考えてみてというメッセージで作りました」という本作に込めた想いが、映像を通して伝わると共に、映画の世界観が堪能できる仕上がりとなっている。

GLIM SPANKY「愚か者たち」ジャケ写

GLIMSPANKY_アー写

『不能犯』
2月1日全国ロードショー
原作:『不能犯』(集英社「グランドジャンプ」連載 原作:宮月新/画:神崎裕也)
監督:白石晃士 
出演:松坂桃李 沢尻エリカ 新田真剣佑 間宮祥太朗 テット・ワダ 菅谷哲也 岡崎紗絵 真野恵里菜 忍成修吾 水上剣星 水上京香 今野浩喜 堀田茜 芦名星 矢田亜希子 安田顕 小林稔侍 
配給:ショウゲート

【ストーリー】 都会のど真ん中で、次々と起きる変死事件。現場では、必ず黒スーツの男の姿が目撃されていた。その男の名は宇相吹正(松坂桃李)、彼こそがSNSで噂の〈電話ボックスの男〉だった。とある電話ボックスに、殺してほしい理由と連絡先を書いた紙を貼ると、必ず引き受けてくれるというのだ。ターゲットは確実に死に至るのだが、その死因は病死や自殺に事故─そう、宇相吹の犯行は、すべて【不能犯】だった。今日も、愛と欲望、嫉妬と憎しみを抱えた依頼人がやって来る。多田(沢尻エリカ)や百々瀬(新田真剣佑)ら刑事たちの捜査が進み、ようやく宇相吹の身柄を確保して任意で取り調べを始めるが、宇相吹は夜目(矢田亜希子)らベテラン捜査官たちさえも手玉に取る。そんな中、多田だけが唯一、宇相吹にコントロールされないことが判明する─。

©宮月新・神崎裕也/集英社・2018「不能犯」製作委員会