MC:それに対して、沢尻さん演じる多田刑事みたいに絶対にコントロールされない存在っていうのもあったりするんですか?
DaiGo:いるんじゃないですかね。僕もよくテレビとかで人(の心を)を読んだり心理戦とかやっていますけど、ときどき全然読めない人がいるんですよ。予想だにしない行動をとる人とか、科学の統計の外にいる人がときどきいて、そこもすごくわかりました。宇相吹から見たら天敵じゃないですか。でもすごい惹かれちゃうんですよね、そういう人に。興味があるというか。
松坂:やっぱり興味がわくんですね!
DaiGo:やばいやつみたいになっていきましたね(笑)。
松坂:いやいや!この映画によりリアリティーが増した感じがします。ありがたいですね。
MC:せっかくDaiGoさんをお呼びしたということで、心理のプロフェッショナルであるメンタリストDaiGoさんに、松坂桃李さんと沢尻エリカさんの心を見抜いていただこうと思っております。DaiGoさん、どうでしょう、このお二人。
DaiGo:芸能界の中でもだいぶ難しいほうですよ。
松坂:いや、でも僕はめっちゃ簡単だと思いますよ。
沢尻:私もわかりやすいと思います。
MC:二人とも見抜かれる気満々ですか?
松坂:(笑)。
沢尻:私はもう本当にわかりやすいので(笑)。
DaiGo:おもしろいのが「俺は絶対に見抜かれない!」と言っている人ほど簡単なんですよ。だからお二人が「わかりやすいと思います」って言ったじゃないですか。これは難しいタイプの前兆なんですよ(笑)。
松坂:そんなことないですよ!そんなことないはず!
MC:松坂さんはすぐ顔に出てしまうんじゃなかったですか?
松坂:僕、事務所のアンケートか何かで99問くらいの質問が来て、それで返ってきた結果が「あなたは小6~中3までの精神年齢です」って(笑)。
(会場爆笑)
DaiGo:心理テストみたいなものをやったんですか?
松坂:そんな感じでしたね。事務所のなかではもうそういうやつみたいな感じで、「そういうやつだ、お前は!しっかりしろ!」みたいな(笑)。
MC:沢尻さんはどうですか?わかりやすそうですか?
沢尻:本当にそうだと思う!気分とかもすぐ顔に出ちゃうし(笑)。…ね?!(笑)。
(会場爆笑)
松坂:リアクションに困りますね(笑)。
MC:実際にやってみますよ!DaiGoさん、準備のほうをお願いします。
DaiGo:これはよくあるペン、マッキーです。8色あって、これからお二人にはこの8色のなかからどれか1ひとつを選んでもらいます。赤、青、緑、オレンジ、紫、ピンク、黄色、水色です。好きな色を選んでいただいても構わないですし、この場でなんとなくピンとくる色を選んでいただいても構わないです。ただしルールが2つあります。お二人とも右利きですか?
沢尻:右です。
松坂:僕は左利きです。
DaiGo:左利きか!難しいなぁ(笑)。なるほどね!そしたら、利き手でケースを持っていただいて、普段ペンを使わない、つまり利き手じゃない方で、松坂さんだったら右手、沢尻さんだったら左手で色を選んでください。利き手の反対側の手で選んでもらえればOKです。これが1つ目。2つ目は、必ず自分の意志で選んでください。目を瞑って取ったりとかはなしですね。自分の意志で決めて選んでください。お一人ずついきますけど、(松坂さんから)先にいきますか。
MC:DaiGoさんはどうするんですか?
DaiGo:僕はその間は見ないので、反対側で目を瞑っています。(松坂さんは)左利きですよね?では左手で(ペンケースを)持っていただいて、右手で選んでください。どれでも構わないです。僕は本来は青が好きなんですけど、青が好きだから青を取ってもいいんですけど、青だとバレそうだなと、プロフィールにもしかしたら書いてあるかもしれないし、そうだったら変えてもらっても全然OKです。自分の意志で決めれば全然OKです。
松坂:なるほど。
DaiGo:ちなみに今日のおすすめは緑色なんですけど…。
DaiGo:別に気にしなくても全然構わないです。まだ取らないでくださいね。僕は目を瞑っているので、皆さん一応見張っていてくださいね。それでは、どうぞご自分で一つ選んでください。選んだら皆さんに見せてあげてください。皆さんはなるべくリアクションをしないようにしてください。決めたら教えてください。
松坂:はい!選びました!