千葉県船橋市立船橋高校で代々受け継がれる応援曲「市船soul」を作曲した一人の青年・浅野大義さんと、市船吹奏楽部の絆が生んだ奇跡を辿った、中井由梨子による小説「20歳のソウル 奇跡の告別式、一日だけのブラスバンド」を、神尾楓珠と佐藤浩市共演で映画化する『20歳のソウル』が、5月27日より公開される。このほど、5月26日にＴＯＨＯシネマズ 日比谷にて公開前夜祭が行われ、キャストの神尾楓珠、福本莉子、佐野晶哉（Aぇ! group／関西ジャニーズJr.）、佐藤美咲、佐藤浩市、そして秋山純監督が登壇した。ここでは、本イベントの模様を全文掲載でお届けする。

※千葉県船橋市立船橋高校の吹奏楽部の演奏と、ダンス部の応援に導かれてキャスト陣が登壇。

MC：まずは市船高校吹奏楽部、伝説の部員、浅野大義さんを演じられました、主演の神尾楓珠さんです。

神尾：浅野大義さん役を演じました神尾楓珠です。明日公開ということで、前日とは思えないぐらい豪華なオープニングだったんですけど、前夜祭ということですごく盛り上げてくださって、ダンス部の皆さんのパフォーマンスもすごく盛り上げてくださって有り難かったなと思っています。明日公開なので「市船ソウル」っていうのがあるっていうことを知れ渡っていってくれればいいなと思います。よろしくお願いします。

MC：続きまして、大義さんの彼女の宮田夏月さん役、福本莉子さんです。

福本：福本莉子です。チアの皆さんが、素晴らしくて。盛り上げて頂いて本当に嬉しいです。後ろで待機してるチアの皆さんが、めちゃくちゃ可愛かったんですけど（笑）。明日のイベントには参加できないですけど、みなさんと一緒に盛り上げていきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

MC：親友、佐伯斗真さん役は、佐野晶哉さんです。

佐野：佐野晶哉です。本作は僕にとって初めての映画だったんですけど、これから先、こんな役とか、こんな素敵な作品に出会えるかなって思っちゃうぐらいの素敵な運命的な出会いでした。撮影していたのが、もう一年以上前なので、僕も公開の日を今か今かと待っていたんですけど、ついに明日公開ということで、ぜひ皆さんに末永く愛して頂ける作品になるように、今日明日と僕らも頑張りますので、今日も短い時間ですが、ぜひ楽しみにしてください。よろしくお願いします。

MC：ダンス部の応援はいかがでしたか？

佐野：僕もみ2～3年前まで、高校生だったんですけど、なんかあんなフレッシュさ今、無いなって思って…（笑）。もっと僕もAぇ! groupも頑張らなって改めて思いました。

MC：神尾さん、フレッシュさはないですかね？

神尾：大人っぽいですからね。やっぱり見た目が。

佐野：そうなんですよ（笑）。

神尾：なんか今の嫌な感じ！（笑）。

MC：ありがとうございます（笑）。続きまして、大義さんの同級生で、吹奏楽部の部長、ユッコを演じました佐藤美咲さんです。

佐藤（美）：はじめまして。市船高校のOBでユッコ役を演じさせていただきました佐藤美咲です。ダンス部の皆さん、素敵なダンスをありがとうございます。見たのは在学中以来だったんですけど、皆さんすごくキレが良くて、素敵でした。ありがとうございます。映画は、一年前に撮影して、やっとここまで、こんな大きなところで公開の挨拶ができることも幸せに思ってます。自分は卒業生として、この映画に関われたことがとても幸せです。ぜひ観て幸せになって帰って頂けたらなと思います。本日はありがとうございます。

MC：そして、吹奏楽部の顧問、高橋健一先生を演じたのは佐藤浩市さんです。

佐藤：こんばんは。映画では撮影から公開までだいぶあるので、さっき踊ってくれたダンスの方々は一年生の時に映画に参加してくださっていた方もいて、で、今3年生でまだ現役。本当に映画って記録にも残るけど、この映画を観た方々、若い方々の記憶に残って、自分の人生でいろんなことを照らし合わせながら、映画を観ていただきたいと思います。本日はどうもありがとうございます。

MC：そして、秋山純監督です。

秋山：監督の秋山純です。大義くん、こんなに素晴らしい会場で、こんな素敵な俳優部がたくさん。そして、君の後輩たちがなんと3年ぶりに「市船soul」をグランドで演奏するという奇跡のようなことがあって、そしてまたダンス部のみんなが映画館で踊って、優しくて派手なことが大好きで目立つことが大好きな大義くんが、今この会場のどこかですごく喜んでくれているんじゃないかなと思ってます。この映画は20年という短い時間を生ききった浅野大義くんの生きざまを描いた希望の映画です。今日、観ていただいた皆さん、一人一人の中に新しい「20歳のソウル」が生まれることを祈ります。今日はありがとうございました。