MC：そうですか（笑）。佐藤さん、若い人たちが演奏をトレーニングしながら、実際に弾きながらのお芝居をご覧になってどうでした？

佐藤：みんな頑張ってたのと、当然役はもちろん頑張ってる。船橋高校吹奏楽部の子たちも撮影に参加してくれたんですよ。皆さんご覧になられて分かると思うんですけど、どこまでが役で、どこまでが普通の高校生で、参加してくれている高校生なのか、その線引きができないと思う。それぐらいみんなすごくあるエモーショナルを持ってこの現場に参加してくれた。それはやっぱり自分たちが表現をする演奏会の場所だったり、場面がね、コロナの影響でほぼ延期になったすぐ後だったんですよ。それを受けて、彼らがこの撮影に参加してくれた。その思いが多分、すごくよく映っていると思います。

MC：福本さんも楽器を背負っているシーンが多かったですよね。

福本：背負っては、いました（笑）。

MC：でも演奏するシーンがなかった？

福本：なかったですね。背負ってはいましたけど。

神尾：本当は準備はできてたんですけどね（笑）。

福本：（笑）。やる気は満々だったんですけど（笑）。だから皆さんが羨ましかったです。完成した映画を観てすごい楽しそうで。羨ましいなあと思って観てました。