MC:ありがとうございます。続きまして『COYOTE』主演、そして主題歌を担当されました片寄さん。流暢な英語のセリフがとても印象に残っているんですけれども、撮影中に大変だったことはどんなことですでしょうか?
片寄:英語のセリフ自体はすごく練習して準備していったので、そこまで困る事はなかったんですけれども、関西弁と英語の“言いたいことを先にいう感じ”というか、そこがすごい親和性があって。感情の乗せ方もすごい近いなあっていう発見もあって面白かったです。大変だったのは、最後に激昂するシーンがあって、あそこだけすごい真利子監督に何度も何度も絞られたなって感じが印象的でした(笑)。
MC:真利子監督、この作品はまさにコロナが世界中に広がっていって人々の不安が大きくなっている状況というものを映画の世界にしていらっしゃいますけれども、こんなにも早くコロナ渦の世界を描こうと思ったのはどういったところからだったのでしょうか。
真利子:撮影と時期がその時期だったっていうのもあるんですけど、どうなるか分からないタイミングだったので、アメリカと東京でという撮影になりました。
MC:片寄さんは、今を描いている映画でしたけど、どんな印象でした?
片寄:最初はコロナがこんな風になるっていうふうにも思っていないところでのスタートだったので、台本ももともとありましたもんね。最初は僕がシカゴに行く体で書かれた台本があって、ただその二人がコロナでこうなったっていう風に話が繋がっていったので、ある意味キャラクター的な部分はより深く読めて、今回の撮影に臨めたっていうのはすごい良かったなあというふうに今考えると思います。
MC:ありがとうございます。続いて、『真夜中のひとりたち』主演の関口さん。本日、残念ながら新城毅彦監督がスケジュールが合わず登壇することが叶いませんでしたけれども、新城監督といえばラブストーリーや胸キュンな作品をたくさん手掛けていらっしゃる方です。参加してみていかがでした?
関口:新城監督といえばラブストーリーと言うぐらい素晴らしい方で、メンバーの涼太とか亜嵐くんとかも以前に監督と映画を撮られていて、その時の作品は僕もすごい好きで、その時は学生の物語だったんですね。青春の中で恋愛をしていくみたいな。僕はずっと「学生で青春キラキラ映画に出たい」ってずっと言ってきて、そのタイミングで新城監督と映画が撮れるということで、「よし!ついに学生きた! ついに恋愛青春キラキラ系きた!」と思ったんですけど、それはまた別の形のストーリー展開で。青木というちょっと悲しい過去を背負った役柄ではあったんですけれども、すごくで大人というか、少しキュンとするようなストーリーだったので、僕自身も演じる中で勉強になったこともたくさんありますし、より今までやってきた自分のキャラとは離れた役柄だったので、素敵な経験になりましたし、本当に新城監督と作品が作れてすごく嬉しい気持ちでいっぱいです。
MC:そして主題歌を担当された数原さんは、ご自身の歌う楽曲から生まれた物語をご覧になっていかがでしたでしょうか?
数原:作品の完成よりも先に歌入れがあったんですけど、サビの中で指輪というフレーズが2回出てくるんで、指輪がキーワードになるのかなと想像しながら作品を観た時に、最初に指輪を投げようとするシーンがあったときには“こういうことか”と答え合わせができた感じで面白かったです。
MC:数原さん的なおすすメンディーなシーンを教えていただけますか?
関口:おすすメンディー!! お願いします。
数原:おすすメンディーは、キュンとくる場所で言うと、抱きしめ合うシーンなんじゃないですか。メンさんって力加減白を知らないゴリラなんですよ。結構ツッコミが痛くてイラっとすることとか、今まであったんですけど、相手女性だし、きつく抱きしめすぎてポックリみたいなことはなかったのかなって。大丈夫でした? 相手の女性の方は? 背骨とか。
関口:優しく抱きしメンディーしたので大丈夫です(笑)。
MC:関口さん的には今のおすすメンディーのシーンは、大丈夫でしたか?
関口:バッチリ、おすすメンディーです。