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MC:ありがとうございます。続きまして『水のない海』主演の小森さん。宅配スタッフの姿がとても印象に残っているんですけれど、実際に渋谷の街を自転車で走り回ったということなんですけれども、撮影は大変じゃなかったですか。

小森:大変でしたね。自転車の前輪にカメラ1台つけて、「とりあえず回って来てくれ」と言われたときは「嘘だろ」と思ったんですけど(笑)。自分もOSとの会話だったので、耳の中に返ってくる声に対して、街中で反応するみたいなのは有り得る未来なのかなーとかイメージも膨らんで。あと結構いろんな人に「小森くん、ウーバーイーツみたいな格好で走ってたよね」って言われたんですけど。よく仕事で絡んでいるスタッフの方に、「この間は、何のロケで自転車で渋谷の街を走ってたんですか?」みたいな。通勤時間にやらせていただいたので、「通勤中に見ました」みたいなことを結構言っていただいて。

MC:久保監督は、なぜ小森さんに都会を走り回る配達員の役を?

久保:コロナで撮影が延期して、もともと撮ろうとしていたものが撮れなくなって、半年後ぐらいにもう1回撮影の機会が来て。もともといっぱいアイデアを考えていて、その中の2つぐらいに絞って、隼人と直接話してこれを選んでもらったという。もう一つは、SFコメディだったんですけど、まあ今回は見たことのない隼人を一緒に表現できればなぁという感じで一緒に話し合って作ったようなイメージですね。

小森:監督からA案B案を出してもらって、僕が「A案でいきたいです」って言ったら、監督も「今までにない隼人の表情を撮りたいと思ってたから、これでいこう」みたいな、そういう感じで今回この作品に決まりました。意思の疎通はバッチリでしたね。監督と出会ってから10年以上、いろんな僕の姿を撮っていただいているので、2人で撮りたいものを、「話さずとも、たぶんこういうことですよね」みたいな。ビジョンは一緒だったのかなって感じましたね。

MC:ありがとうございます。続きまして、『怪談満月蛤坂』主演の中務さん。お腹が大きくなる特殊メイクでしたが、いかがでしたか?

中務:最初のシーンはすごい軽いやつだったんですけど、後半にいくにつれて重たいやつになっていって、腰も痛くなっちゃって、撮影中ずっとつけてたんで。立つのもしんどいぐらいだったんですけど、改めて妊婦さんってめっちゃ大変だなと思って、街で妊婦さんを見かけたら優しくしようって思いました。

MC:あれは取り付けるのにも時間がかかったりとかするものなんですか?

中務:腹巻きみたいな感じで、すぐ付けれるんで装着は簡単でしたけど、撮影中はずっとつけっぱなしで。涼介もずっと「なんなんですか、これ?」みたいなことをずっと言ってたんですけど、僕自身も「なんだこれは!?」っていう感じでしたね。

MC:男性の方が妊娠してしまうという設定が非常にユニークなんですけれども、森監督、これはどのようにして生まれた設定なんでしょう?

森:あまり真面目に捉えられると困っちゃうんですけど、満月っていうキーワードから、月から大きなお腹を連想して、女性が怨念を果たすために男に何をしたら一番辛いかなと、しかも中務くんがすごく好青年のタイプだったので、どうしたら真面目さが面白く見えるかなと思ったときに、お腹を膨らませてみようという風な発想に至りました。あと当時、奥さんが妊娠してたこともあって、パッと思いついたのかもしれないですね。

中務:実際撮影でも困ることが多かったので、監督の狙い通りだったのかって、今すごい感じましたね。あんまり演技経験はないんですけど、後半の出産のシーンに「アドリブで」って監督に言っていただいて、結構長回しでしたよね。アドリブのやり方とか全然わかんないですし、だから最初のリハーサルの時に監督から「そんなに名前呼ばなくていいから」って言われて。僕、ずっと「たみさん!たみさん!たみさん!」って、ずっと叫んでたんですよ(笑)。出産とか見たことないんで、分からなかったんですよ。とりあえず名前を叫んでいたんですけど、「そんなに名前呼ばなくていい」って言われて(笑)。そこは、初めてぐらい入り込みましたね。どうしたら良いのか分からないっていうのを、そのまま表現するのがいいのかなということにたどり着いて、もう分からないままストレートに表現させていただきました。