MC:清原さんはいかがですか?
清原:私も緊急事態宣言中、全く映画館に足を運ぶ機会っていうのがなくって、それがだんだんと解除されて、これからもっと世の中も良い方向に進んでいったらいいなぁとはすごく思いますし、何より嬉しいですね。これだけ観に来てくださってる方がいらっしゃるのは。
MC:監督はいかがでしょうか?
瀬々:僕も20代の頃は映画館でバイトしてたことがあって、その頃はシネコンはなく、名画座でバイトしたんですけど、それほど映画館が好きなんで、ぜひ映画館を大切にこれからもお願いします。
MC:佐藤さんと清原さんは今回初共演ということで、意外な気がしたんですけどもね?
佐藤:満を持して(笑)、共演させていただきました。
MC:撮影の合間にじっくり話す時間っていうのはあったんですか?
佐藤:どうですか、あんまり人の事を好きじゃない人ですか?
清原:どういうことですか(笑)。
佐藤:壁を作って現場にいるタイプですか?
清原:そんなつもりはないです(笑)。できればみんなで仲良く。
佐藤:本当ですか? めちゃくちゃ怖い顔をしていたので(笑)。
清原:集中してたんですかね(笑)。役作りということになりますかね(笑)。
瀬々:難しい役柄だったんですよ。本当に。
MC:ここでは清原さんの大先輩、佐藤健さんに、何かあえてここで言っておきたいこと、聞いておきたいことはありますか?
清原:撮影中にあんまりお話をたくさんする機会がなかったので、でも最近、新しく生活に取り入れたこととか、楽しかった事ってありますか?
佐藤:僕はね、生活に何かを取り入れないんですよ(笑)。
清原:ど、どういうことですか…?
佐藤:もう、ソファに座って、気づいたら次の日になってるんですよ。
MC:脱出ゲームしたり、謎解きしたり?
佐藤:そうですね、謎解きとかは変わらずしてますけど、新しい何かを取り入れるみたいな、そういうんじゃないんですよ。暗いんですよ。
清原:そうなんですね…。
MC:役者として聞きたいことないですか?
清原:この作品の撮影中に、すごくほっそりされていたイメージがあるんですけど、減量とかをするタイミングって、もちろん今まであったと思うんですけど。
佐藤:そのタイミングはねぇ、減量とかあんまり意識してしてなかったと思うんですけど、ただただ人相が悪かったよね、お互いにだけど(笑)。
清原:えっ、そうですか(笑)。
佐藤:こういう役をやると、人相が悪くなるんですよね。そんなに体重も変わってないはずなんだけど、そう見えたのかもしれないですよね。今すごい優しい顔されているますね。
清原:優しい顔ですか(笑)。やったー(笑)。
佐藤:これから皆さん観られるだろうからね(笑)。すっごいんだから。怖い顔するんだから(笑)。
MC:佐藤さんから清原さんに聞いてみたいことはありますか?
佐藤:まだ未成年でいらっしゃいますよね?
清原:はい。
佐藤:いやー、なるほど。考えられないですけどね。二十代半ばぐらいの、堂々としている感じで。主演作品をもう10本以上やってきていますという貫禄を、当時の1年以上前の撮影の時から持っていらっしゃったんですけど、あれはなんでなんですか?
清原:…え?
佐藤:堂々とされてるんですよ。だから監督に何か意見する時だとかも、全く物怖じしないというか、ちゃんと自分の演技の芯みたいなものを持ってる、っていうのも当然なんですけど、10代というのは信じられないんですよね。本当ですか?
清原:嘘はついてないです(笑)。
佐藤:なんか昔からそういう子供だったの?
清原:いや…。
佐藤:先生とかに歯向かってた?
清原:どんなイメージが佐藤さんの中にあるんでしょうか(笑)?
佐藤:元ヤン?
清原:違いますよ!(笑)。
佐藤:違うんだ(笑)。
清原:全然違いますよ(笑)。
佐藤:すごい堂々とされているんですよ。監督も思いませんでした?
瀬々:最初にNHKの朝ドラの「夏空」を観たときに、最後に30歳ぐらいの役をやったんだけど、ビックリしました。堂々と30歳ができるって。
佐藤:そっちの方がしっくりくるとか?
瀬々:そうそう(笑)。
清原:それもそれで、どうなんですか(笑)?
瀬々:でも本当に大人っぽいんで(笑)。
清原:でも、ずっと緊張してるんです、私。ずっと緊張して多分動かないくらい緊張してるのが、堂々としている風に見えてしまっているだけで、もう今もひやひやで…(笑)。
佐藤:確かに、初日舞台挨拶の時に、すごい凛とされていて、いざドアに入る直前に「すごい今、緊張しているんです…」って言われた時は、ちょっと可愛かったですね(笑)。「緊張してたの…!?」って思いましたけどね(笑)。