吉田:菅田の顔は書いたと思う…。違うか、好きなタイプの女の子の絵を書いたら似てたっていう。
杏:田代くんの好きなタイプの女の子の顔を想像で書いたりしたよね。
菅田:そうだ。それで俺の書いた顔でちょっと変な空気になったんですよね(笑)。ありましたね。
MC:田代さんは、こんなすごいキャストの人達の中できっと緊張していたと思いますけど、今の話を聞くとなんだか楽しそうな現場でしたがどうでしたか?
田代:でも初日は本当に緊張しちゃって、立っているのが限界だったんですよ。
菅田:あ、そう?結構堂々としてたと思ったけどね。
田代:でも皆さんと挨拶したときに、初日から「輝」って下の名前で呼んでくださって、それで少し緊張感が和らいたというか、リラックスできたと思うので、本当に皆さんのおかげだなあって思います。
菅田:輝、この1年で10センチ以上伸びたんですって。さすがですよね、撮影した時と全然雰囲気が…
杏:声も心なしか少し低くなって。
菅田:襟足もスッキリして。
杏:そこですか(笑)。
斎藤:自分もある意味スッキリしてるよ(笑)。
菅田:俺もスッキリしてる(笑)? じゃあ俺も大人になれたのかなぁ(笑)。
MC:吉田鋼太郎さんはいかがでした、この皆さんとの撮影現場を振り返ってみて。
吉田:気を使ってなのか、それとも自然体なのかわかんないですけども、すごく和やかに待ち時間が退屈しないように、みんなが何かしらを持ってきたり、提案したりして。あまりにも楽しい時間が流れたんで、こういうこと言っちゃいけませんけども、仕事をしたくなくなるみたいな感じですね(笑)。
斎藤:それを言っちゃだめだですね(笑)。
菅田:とんでもないことを言いましたね(笑)。
吉田:撮影件場に行きたくなくなる(笑)。
MC:最初に何かを持っていこうっていうふうに思いついたのはどなただったんですか?
菅田:僕の記憶だと杏さんが、「CUBEの空間で、ずっと画の変わらない場所で戦うから、前室は華やかに楽しくしよう」みたいなことを僕に言ってくれたんですよね。そこからみんな持ってきた記憶があります。
杏:田代くんも学校の宿題とか持ってきてたよね。数学とか。全然分かんなかった。
菅田:やってた。全然分かんなかったね(笑)。
MC:誰かに教えてもらったりしました?
田代:数学の宿題をやってたんですけど、分からないところがあって、そのときに岡田さんが教えてくださって。
斎藤:教えてた!
杏:教えてた。すごく美しい画だった。
斎藤:こんな家庭教師いたらイイよね(笑)。
岡田:いつでもやりますよ。教えますよ。工さんに。
斎藤:じゃあ保険体育をね。
岡田:(笑)。
菅田:帰れ(笑)。せっかく美しい話しだったのに(笑)。
斎藤:確かに(笑)。
MC:監督自身は撮影でどんな思い出がございますか?
清水:撮影も楽しかったですよ。みんな撮影以外のことを言ってますけど(笑)。撮影自体も楽しかったんで、現場が楽しいと良い作品ができるのかなって自分では思ってるんで。
菅田:監督、よくえずいてましたよね。
清水:たまに。なんかプレッシャーで(笑)。
菅田:こんなにえずく監督は初めて見ました(笑)。なんか僕はそこで信頼感を感じました。
斎藤:分かる。そういうポイントなんですよね。
菅田:分かりますよね? 役者の前で吐きそうになってる監督を見ると頑張んなきゃって。信頼してくれてるから俺の前で吐きそうになってるんだよなって、そんな気持ちに僕はなって。
清水:だったら良かった(笑)。
MC:セットも素晴らしかったと思うんですよね。非常におしゃれというか、凝っているセットだったんですけど、あの中に入られてみてどうでした?
菅田:生物みたいでしたよ。CUBEの照明役の人がいるんですよ。だから僕らのお芝居でCUBEを動かしてるから、もう一人の登場人物みたいな感じでした。
杏:田代くんの誕生日がその期間中にあったんですけど、その時だけCUBEをにレインボーにしてくれて(笑)。
菅田:あんなファニーな顔も見せてくれるんだってね(笑)。
杏:みんな、腕が筋肉痛にならなかった? 私は最初、腕が筋肉痛になって。こんなにはしごを上り下りすることって普段なかったから、それでフィットネスを始めて、最後は大丈夫になったけど。だんだん、みんなはしごの上り下りが早くなっていって。
菅田:鍛えられてね。気づいたらどんどん体に筋肉がついて。
MC:誕生日を祝ってもらって、田代さんは嬉しかったんじゃないですか?
田代:人生の中で一番最高の誕生日になったなっていう。
菅田:本当に!?
田代:レインボーになってプレゼントをいただいて、こんなに幸せな誕生日はないって言うほど、本当に感謝しかないです。ありがとうございます。
菅田:良かった~。