【全文掲載】田中圭「ビッグマウス」前田敦子「とりあえず寝る」やる気スイッチの入れ方を伝授!

MC:SNSで視聴者の方からも質問が来ております。「なかなかやる気が出ないときに、やる気スイッチを入れる方法をみなさん教えて下さい」と。

堤:サプリですね。

田中:サプリでも解決しそうですけど(笑)。

堤:どうですか、前田さん、いつもやる気あるけど。

前田:やる気ありますか(笑)。でも今、家でやらなきゃいけない仕事が多いですもんね。家だと明日でいいかと私も思いがちですね。そういうときは、とりあえず寝る。でも次の日に集中してやるとか。ずーっとやらなきゃって考えると、結局ダラダラしちゃいますよ。

竹中:やる気が出ない時は冷たい水を浴びるしかないですね。「ウォー!」って言いながら、出来る限りのテンションで叫んで冷たい水を浴びれば大丈夫(笑)。

田中:やる気が出ない時は、ビッグマウスですよね、やるぞって。近しい人に言ってもどうせ甘えちゃうんで、全然知らない人とかに「今から私これやるんで、絶対やりますから」という感じで。人に言っちゃえばやらざるを得ないっていう。環境を自分で作っちゃうっていうのは一つの手ですよね。

MC:ありがとうございます。さあ、続いてはこちらのコーナーです。「逃げ得は許しません。田中圭の本性を再捜査」ということで。共演者の皆さんだけが知る田中さんの本性を明らかにしてもらいます。竹中さんからどうぞ。

竹中:「とても強い意志の持ち主」です。NHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」という作品で、僕が秀吉をやって、圭ちゃんが石田三成だったんですけど、カメラの都合でこの位置に立たなきゃいけないということがあったりするんですね。でも圭ちゃんは動かないんですよ。ベテラン俳優の方が、「おかしいだろ、こっちに来れば」と言っても、決して動かない。自分の演技に忠実というか、僕だったら「分かりましたっ」って軽く動いちゃうんですけど、役に対してとても忠実な意志を持っているからこそ、「その位置に行くのはおかしいだろう」と。僕はその気持ちが分かったので。カメラの都合に合わせないというか。ちゃんと役を捉えたところで動かなかった。

堤:そんなにおっかないんですね。ごめんね、いろいろやらしちゃって(笑)。

田中:いや、本当ですか? いや…、たまにやりますね、そういうこと(笑)。

竹中:でもそれは、「なんだ、こいつ」って感じじゃないんですよ。僕も感情が動いてなきゃ、こっちには動けないなっていうのがあったんで。自分に正直に向き合っている圭ちゃんを見たときに感動すら覚えましたね。

MC::前田さんはありますか?

前田:今回の現場での出来事です。「田中圭さんは実は撮影終わりの夜ご飯のメニューを考えています」(笑)。

田中:間違いない…(笑)。

前田:毎日、お弁当を食べないで、家まで我慢して帰る田中さんを何度も見ました(笑)。

田中:夜ご飯はだいたいUber Eatsなんですけど、それぐらいしか1日の楽しみがないんですよ。ずっと毎日現場でお弁当も美味しいんですけど、何を食べようかなあって毎日考えるんですけど、選択肢も限られているわけじゃないですか。毎回引っ越すわけじゃないので、配達してくれるお店も限定されていますし。でもやっぱり夜ご飯、なにがいいかなーって考えるのがすごく毎日の楽しみで、あっちゃんに「ちなみに今日の夜ご飯何食べるんですか?」って聞いたりして教えてもらったら「いいなそれ。俺も食べよう」とか(笑)。確かに毎日考えてますね(笑)。

MC:監督はなんでしょうか?

堤:「田中圭はロボット」。立ち位置に頑固にこだわるというのは私も初耳だったんですけど、どんな長いセリフでも完璧に覚えてきますよね。役者なんだから普通なんだけども、ニュアンスとか儀藤というキャラクターの上に立ってセリフを入れてくるから、本当に撮りやすい。「立ち位置、動いて」と言う必要もない(笑)。素晴らしかったです。完璧でしたよ。どうやってるんですか?

田中:必死に暗記ですよ。

堤:そういう苦労が見えないから(笑)。

田中:本当ですか?

前田:見えないです(笑)。夜ご飯のこと考えてましたから(笑)。

田中:現場の時はね(笑)。

堤:見たら覚えちゃうカメラ機能みたいなのがあるんじゃないかと。だから一回聞いたよね。「なんか記号で覚えるのか、そういう特殊な方法があるんですか?」って聞いたことあるんだけども。

田中:暗記です(笑)。

MC:ありがとうございました。残念ながらお時間が迫ってまいりました。最後に皆さんからメッセージをお願いしたいと思います。

竹中:「死神さん」は僕も参加させていただきましたけど、最高の現場でしたね。なんといっても圭ちゃんの儀藤が、た~んまらなくチャーミングです(笑)。6回で終わっちゃうのがとても切ないので、本当に続編を楽しみにしちゃうくらいの素晴らしい作品に仕上がっていると思いますので、皆さん配信を楽しみにしていてください。

前田:改めて本当に堤監督と田中さんの最強タッグ、ぜひみなさん楽しんでいただければと思います。そして、いっぱい「儀藤さん最高」って呟いて頂けたらうれしいなと思います。続編が待ってるかもしれないですから、宜しくお願いします。

堤:厳しい時代の中なんで、なんとか特徴あるドラマを作って皆さんにお届けしたい。プロデューサーの皆さん、作家、脚本の皆さん、スタッフ、キャスト本当に皆そう思っていて出来上がった作品なので、ぜひ端の端までご覧になっていただいて楽しんでいただき、たくさんの支持をいただければ本望であります。ありがとうございます。

田中:皆さん今日は配信を見てくれてありがとうございました。本当にワクワクできるドラマだと思います。キャラクターに事件にストーリーに、観ている人が本当にワクワクできるドラマで、ながら観もできてしまうのが別に悪いといっているわけじゃないんですが、ながら観もできるし、逆に噛めば噛むほど、観れば観るほど面白くなっていくようなスルメ的なドラマだと思いますので、まずは全6話を楽しんでいただければなと思います。そして、できれば皆さんのお力でもう一度僕が儀藤をやれるようにお力添えしていただけると個人的には幸せかなと思っております(笑)。配信を楽しみにぜひ期待していてください。

Huluオリジナル「死神さん」
9月17日(金)より、Huluにて毎週金曜1エピソードずつ独占配信開始(全6話)
演出:堤幸彦(第1話・第2話・第6話) 藤原知之(第3話・第4話) 稲留武(第5話)
原作:大倉崇裕「死神さん」
脚本:渡辺雄介
主題歌:宮本浩次「浮世小路のblues」
出演:田中圭 前田敦子

【ストーリー】 被疑者の無罪が確定した冤罪事件の再捜査を専門にする警視庁の警部補・儀藤堅忍(田中圭)。彼の仕事は、逃げた真犯人と事件の真相をあぶり出すと同時に、警察組織の失態も暴き出すことにほかならない。ゆえに、彼の相棒となる者は組織から疎まれ、出世の道も閉ざされる。そんな儀藤に付けられたあだ名は…「死神」!この破天荒な一匹狼のダークヒーロー=儀藤が、連絡係として様々な手配を請け負う警察官・南川メイ(前田敦子)の協力のもと、毎回異なる“気の合わない相棒”を連れ回しながら、さまざまな冤罪事件の真犯人と真相を解明。証言と証拠を一から、執拗なまでに洗い直し、“事件の裏に隠された真実”と“相棒たちの心”を180度ひっくり返していく。

©HJホールディングス