【全起こし】スーパー戦隊の俳優陣集結!舞台「さらば俺たち賞金稼ぎ団」公開ゲネプロ&囲み取材!

「スーパー戦隊シリーズ」で活躍の俳優陣が集結した舞台「俺たち賞金稼ぎ団」に続く第2弾「さらば俺たち賞金稼ぎ」が2月16日(木)~2月22日(水)まで、東京・THEATRE1010にて上映中。上演初日となる2月16日(木)に、同劇場で公開ゲネプロが実施され、その後に行われた囲み取材に出演者の鈴木勝吾、斉藤秀翼、馬場良馬、金城大和、丸山敦史、演出のきだつよしが登壇。記者の質問に答えた。今回はその模様を全文でお届けする。

↓左から馬場良馬、鈴木勝吾、斉藤秀翼、金城大和、丸山敦史
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MC:それではまずお一人ずつご挨拶をお願いします。

鈴木:翠斗役をやらせていただいてます鈴木勝吾です。今日はお集まりいただいてありがとうございます。

斉藤:黒田賢役の斉藤秀翼です。本日はありがとうございます……。よろしくお願いします……。(弱々しい挨拶に、メンバー:「え、おじいさん?」)いえ……(笑)。

馬場:トキエンタテインメント所属! 水野智役の馬場良馬です! 本日はありがとうございます。よろしくお願いします! 宣伝よろしくお願いします!

メンバー:「いい声!」「キャラクターが役と一緒だよね」)

金城:本日はありがとうございます。練馬署虹色交番から来ました青木純蔵(役名)と申します。僕は金城大和と申します。昭和58年9月9日生まれ、乙女座です。

メンバー:「乙女座なの?」「もういいから~、会話するなよ~!」「早く早く(笑)」)

丸山:金原寿朗役の丸山敦史です。本日は、お、お、お越しいただきましてありがとうございます。△$×%#?…は、よろしくお願いします!(メンバーから「ん…?後半なんて?(笑)」)大丈夫です!

きだ:演出の、きだつよしです。よろしくお願いします。

記者:それでは皆さまに聞きたいのですが、今回の舞台の見どころをお聞かせください。

(メンバーが顔を見合わせ「じゃあ…、『せーの』で答えようか?」「やめなさいって(笑)」)

記者:おひとりずつお願いします(笑)。

鈴木:何と言ってもヒーローがこれだけ集まっているっていうのが、僕自身が見る立場だとしてもすごく嬉しいし、楽しいことだと思います。特撮ファンの方が多いと思うので、そういう方たちに楽しんでいただけたらと思ってます。

斉藤:もともとの映画『俺たち賞金稼ぎ団』(’04)の時も、『獣電戦隊キョウリュウジャー』の役柄と全く違うキャストが違う役をやるのが楽しみで、それが前回、今回とヒーローだったキャストが違う役をやるのが面白いなと思って。とにかくハッピーで楽しい、そしてエネルギッシュな作品だと思っているので、それが伝わればいいなと思っております。

馬場:戦隊の絆というかチームワークをこうして見せられるのは素敵なことですし、特に今回の題材がホストクラブが舞台ということで、ホストクラブはお客様を楽しませるエンターテイメントだと思うんですけど、舞台「さらば俺たち賞金稼ぎ団」もまさにお客様を楽しませるエンターテイメントだと思うので、お客様は「楽しくなりに」遊びに来てくださいという、そういう思いで作りましたね。

金城:たくさんの見どころがあると思うんですけど、個人的には青木と金原の友情だったり、あとはおじさんになったブルーたちがたくさん出てくるところ。ブルーの共演もどうぞお楽しみください。

丸山:僕は映画の『俺たち賞金稼ぎ団』から参加させてもらってます。キャストが変わっても、またできるのは本当に素晴らしい作品だなと思っております。こうやって新たなキャストの方々と、昔からいるキャストの方々と一緒にできることは本当に幸せ。そこがひとつの見どころだなと思って。あとは金城くんも言いましたけど、金原と青木、ラストの「賞金稼ぎ団」ということで、ついに、金原と青木の友情が描かれて、そこもひとつの見どころだと思います。(メンバー:「ついに(笑)?って」「『常に』の間違いじゃ?(笑))いや、今まで、さわり程度で、人気がないキャラクターだったので……。まあ、その友情を観てください、ね。(メンバー:「ね? 誰に言ってるの(笑)?)

きだ:えー、見どころは、みんなが話した通りです。以上です。(メンバー:「ちょっとちょっと!!(笑)」「きださんに、いちばん言って欲しい所じゃないですか(笑)」)えー(笑)、見どころは何と言っても火花散る演技合戦だと思っているんですけど、今回、「劇団バズーカ」のほかに「劇団ブルース」というのが結成されます。物語の中でも対決するんですけど、物語の中だけじゃなくて、役者同士が本当に演技をぶつけ合っているところがあって、お互い「負けねえぞ!」って感じでやってるのがすごく面白くて。その「ガチな感じ」、芝居なんですけど「ガチな演技合戦」を楽しみにして欲しいと思います。

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記者:ありがとうございます。今日、初日を迎えるということで、これまでの稽古を振り返っていただいて、初日への意気込みをおひとりずつお聞かせください。

鈴木:前回もそうだったみたいなんですけども、舞台を作る上で結構、短い稽古期間の中で、台本に対してもキャストがいろんな意見を言い合って、きださんにも相談にのっていただいたりとか、みんなで作り上げた感がすごく強いので、そういうものを客席に届けられるのかなっていうのを、自分で勝手に期待してます。もらったものをただやっただけの作品ではないので、本当にみんなで作り上げた作品が、どう伝わるのかなと。頑張りたいと思います。

斉藤:このメンバーと全スタッフさんで、どれだけのエネルギーを一発目に出せるかというので、翌日の公演が変わってくると思うので、まずは今まで2週間、稽古でやってきたことを全力でやる。ただ、ある意味、普通にやれればいいなと思ってます。

馬場:タイトなスケジュールの中で稽古をしてきて、そこを本当に全速力で駆け抜けたなというイメージが強いので、その駆け抜けた感を本番の勢いにもって行って、「あっという間に千秋楽が終わったな」ってなれるようなモチベーションの高さで頑張っていきたいです。個人的にはミュージカル俳優志望なので、歌でお客様を楽しませるエンターテイナーとして、お客様とデュエットしたいと思います。以上です。

金城:高いチケット代を払って、中にはすごい時間をかけて、交通費をかけてくるお客様もいっぱいいるので、その人たちの人生の一部分を、しかもお金を払ってまでいただいているので、それ以上のものを返さないといけないと思っています。責任感というか……、不安でいっぱいです。どうぞ、よろしくお願いします。

丸山:今回、名目的には最後ということになっていますので、1、2、3と、映画、舞台、舞台となったこの最後の作品を、前前作、前作よりも良くしなければいけないので、皆さまに今日は良かったなと思ってもらえるような作品にしなければと思っております。このフィナーレを皆さんに楽しんでいただきたいという思いで、胸が張り裂けんばかりです。さようなら、ありがとうございます。(メンバー:「さようなら(笑)?」「終わっちゃったよ(笑)」)

きだ:とにかく、一日も早く観に来ていただいて、一日も早く宣伝してもらいたい(笑)。ここまで来たら、あとはお客さん入れてどうなるかなっていうことだと思ってるんで。あとはお客さんと作っていくぐらいかなと思ってます。本当に、なる早で観に来てもらって、なる早で宣伝して、盛大に盛り上がって終わりたいと思います。

記者:稽古場でのエピソードがあれば教えてください。

鈴木:めちゃくちゃご飯にいきましたね。毎日、みんなでご飯に行ってたと思います。もちろん全員ではないですけど。今回、どう作品を作ろうかとか、結構お話をしましたね。そういう時間を多く持てたことは、すごく良かったなあと思ってます。

斉藤:短かったからこそ、その時間でいろんな芝居の話をしたり、それぞれのコミュニケーションをとって仲良くなったり、とか……しか印象ないな。(メンバー:「『しか』って、おかしいだろ(笑)」)わりと毎日、誰かと「ご飯行こうか」って行ったりして。楽しかったですね。

馬場:あとは今回、初めて参加してくださった方が、比較的20代後半から、30代という世代で。すごく大人として芝居を一生懸命、皆で、いろんな現場でやってきた人たちが今回集まって、「スーパー戦隊のくくりでエンターテイメントやろうよ」という時の、大人としての作品の取り組み方とか、先輩方の芝居に対する思いとかを聞けたのが嬉しかったですね。楽しかったです。短かったけど、すごく濃かったと思います。

金城:前回からやってる人たちは、ノリが良く分かってるんですけど、新しく来た人たちも今回の賞金稼ぎ団のノリを踏まえつつ、新しいことを試したり、俺たちも返したりしてるのが楽しくて。「作ってるな」っていう意識でしたね。はい。以上です。

丸山:……以上です。(メンバー:「ないんかい!」「え?パス?」「そんなシステムあるんだ(笑)」)

きだ:今回の稽古でいちばん思ったのは、芝居熱の高い人と、頭の回転が早い人が多くて。演出家としては嬉しい半面、ちょっと怖かったなという(笑)。僕も頭の回転は早い方なんですけど、僕の指示が早いか、みんなのアイデアが早いか、追っかけっこしているような感じで。本当に稽古場にいつものんきに行けないなっていうか。「さあ、迎え撃つぞ!」っていう感じがありました。でも、みんなで出し合ってやるっていうその感じが、この短い稽古の中で、とてもスピーディにスムーズに進んだ理由でもあるし、短い稽古でも濃いものが作れたと思ってますんで、今回集まってくれたメンバーに感謝してますね。改めて、みんな、ありがとう。(メンバー:「ありがとうございます」)

MC:では最後に、座長である鈴木さんに、いちばん見て欲しい見どころやシーンなどを。(メンバー:「パス?」「パス1回、使っちゃってるからな(笑)」)

鈴木:そうですね、今まで「劇団バズーカ」がメインで作ってきて、今回ホストクラブの「劇団ブルース」だったりとか翠斗だったりとかが入らせてもらって、そのお芝居自体のテイストのコントラストとか、東映さんが作っている特撮ものからできた「劇団バズーカ」のお芝居の色だったりとか、年齢が若くはないじゃないですか。新しく入ったメンバーは20代後半が多いので。そういう中で、ホスト側だったりブルース側だったり、「劇団バズーカ」とのお芝居のコントラストがお客さんにどう見えるのかな?っていうところが見どころかなと思います。最初に、きださんに「今回は翠斗の心情を追えるドラマにしたい」というお話をいただいていたので、それに関わってくるホスト側のお話ですとか、過去の話とかが複雑に絡んでくるので、シリアスに、そして「劇団バズーカ」の力も借りてコミカルに面白く、観ていただけたら幸いです。

MC:ありがとうございました。以上で終了となります。

メンバー:ありがとうございました!

金城:あ、2部はないんですね(笑)。

MC:ないです(笑)。ありがとうございました。

メンバー:ありがとうございました(笑)。

激アツのゲネプロの様子もどうぞ

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TOEI HERO NEXT ステージ 舞台「さらば俺たち賞金稼ぎ」

公演:2017年2月16日(木)~2月22日(水)全10ステージ 全公演アフタート-ク付
会場:THEATRE1010

※詳細は公式サイトにて
舞台「さらば俺たち賞金稼ぎ」6月14日(水)DVD発売!

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