【舞台『ちるらん 新撰組鎮魂歌』】Da-iCE 花村想太「全身全霊を注いで素敵な作品にします」、岩岡徹「皆さんの胸を借りて精一杯演じたい」

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才能溢れる若手俳優たちが、江戸幕府の終わり、激動の時代を駆け抜ける舞台『ちるらん 新撰組鎮魂歌』。4月7日(金)の初日公演を目前に控え、4月6日(木)大阪・森ノ宮ピロティホールにて公開ゲネプロが行われた。

幕末最強の武士団・新撰組を「不良グループ」に見立てた漫画「ちるらん 新撰組鎮魂歌」(漫画:橋本エイジ・原作:梅村真也)。テレビアニメも現在放映中の大ヒット作品を、演出家・岡村俊一が舞台化。これまでつかこうへい作品や劇団EXILEの公演など、熱量の高い舞台を数多く届けてきた岡村俊一が、幕末の漢(おとこ)の図太く硬派な生き様を、豪快なアクションや立ち回りを存分に盛り込んで魅せる。

主演には、今年1月に初の日本武道館ライブを成功させた人気急上昇中の5人組ダンス&ボーカルグループ「Da-iCE」から、岩岡徹と花村想太が名を連ねる。岩岡は腕の立つ美剣士・沖田総司を、花村想太は己の強さを求める新撰組副長・土方歳三を演じる。また近年劇団EXILE松組を立ち上げ幅広い舞台活動に励む、「EXILE」の名パフォーマー・松本利夫が、後の新撰組筆頭局長となる“最強”の漢・芹沢鴨役に挑む。

↓土方歳三演じる花村想太(右)は、がむしゃらな強さと、情の厚さを併せ持つ魅力的なキャラクターを造形。滑らかな剣さばきも鮮やかです。左は馬場ふみか
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↓圧倒的な存在感を放ったのは、サングラス姿でファンキーに登場する芹沢 鴨役の松本利夫。高い身体能力を駆使して、ハイスピードな殺陣を披露。
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↓仲間の間でも丁寧語で話し、優しげでどこかミステリアスな沖田総司を演じたのは岩岡徹
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土方歳三役:花村想太(Da-iCE)コメント

「僕は普段ダンス&ボーカルグループ(Da-iCE)で活動しているので、今回が初めての演技となりました。素敵な出演者、スタッフの方々に囲まれ、こうして公開ゲネプロまで辿りつけたことを、すごく嬉しく思っています。明日がいよいよ初日ですが、全身全霊を注いで素敵な作品にしますので、どうぞよろしくお願いします」

沖田総司役:岩岡 徹(Da-iCE)コメント

「今回沖田総司役として、グループ「Da-iCE」の想太と共に、この舞台に出演できることをすごく光栄に思います。僕自身、この作品が初舞台、初演技、初殺陣と、“初”づくしなので、稽古中から色々なものを吸収することができました。とても心強い共演者の方ばかりなので、皆さんの胸を借りて精一杯演じたいと思います。」

芹沢鴨役:松本利夫(EXILE)コメント

「自分は(2015年に)劇団EXILE松組を立ち上げましたが、今回は劇団EXILEの公演で本当にお世話になった演出家の岡村さんにご協力いただき、出演させていただきました。芹沢 鴨という、いわゆる暴君的なキャラクターを演じます。ぜひこの舞台を多くの人に観ていただきたいですし、成功したあかつきには「Da-iCE」のメンバーに入れるよう頑張りたいと思います(笑)」

琴役:馬場ふみかコメント

「キャストの皆さんと共にすごく熱い舞台に仕上がっていると思います。明日幕が開きますが、たくさんの方とその熱い時間を共有できたらいいなと思っています!」

斉藤一役:早乙女友貴コメント

「この作品は殺陣が非常に多いので、とにかく最後までケガなく頑張りたいと思います」

岡田以蔵役:久保田秀敏コメント

「岡田以蔵という役は、刀に生き、刀にはかなく散って行った人物です。今回、キャスト全員で幕末に生きた熱い人たちの心を舞台上で演じられるように、そして全員で“散る”ように、乱舞していきたいと思います」

■公演概要

公演名称:舞台『ちるらん 新撰組』
開催日時・会場:4月7日(金)~4月10日(月) 森ノ宮ピロティホール[大阪]
4月20日(木)~4月30日(日) 天王洲 銀河劇場[東京]
金額:¥7,800[税込]
備考:※全席指定
※未就学児入場不可
URL:http://www.chiruran-butai.com/

取材・文 :小野寺亜紀  撮影:大西二士男、佐藤昌也