MC:いい現場だったんだなと伝わってきました(笑)。ありがとうございます。ここからは皆さんにお伺いしていきたいと思います。本作は『一度死んでみた』という非常にユニークなタイトルの作品なんですけれども、そのタイトルにかけまして、皆さんが一生のうちに一度してみたいこと、これをやらないと死んでも死にきれないということを発表していただければなと思います。広瀬さん、いきましょうか。
広瀬:リリーさんとラジオ。
リリー:いいですねぇ。やりましょう。
広瀬:食べ歩きラジオをやりたいです。
リリー:ものすごい伝わりにくいね(笑)。
広瀬:たしかに!そうですね。食べ歩きはやめます(笑)。リリーさん、いろんなお店に詳しいというイメージが勝手にあるので、お店とか食べ物を教えてもらいながら…私、ラジオが好きなので。
リリー:本当にたくさん食べますからね。いいグルメレポーターになると思いますよ。
広瀬:ありがとうございます(笑)。
MC:リリーさんだったらどんなお店を紹介してくれると思いますか?
堤:ラジオの話でしょ?グルメの話じゃないよね?
MC:そうでした、ラジオでしたね!(笑)。
広瀬:以前私がラジオをやらせていただいていた時にリリーさんが遊びにきてくださって、一緒にやった時にやっぱり面白くて「あぁ、あれがまだ続けばいいな」と思って、今何か考えていたんですけど「リリーさんとラジオだ!」と思って。
リリー:そんなこと言ったら大人たちが本当に動き出すから(笑)。
広瀬:やりたいです、やりたいです!
MC:実現の日が近いかもしれません。吉沢さん、いかがでしょうか?
吉沢:純粋にあれを見てみたいですね。ウユニ塩湖。写真でしか見たことがないので、リアルに見たらどうなんだろうとは気になりますけどね。
MC:空想されていて。たしかに今ご多忙ですから…。
吉沢:なかなか行く機会は難しいなぁと思うんですけど。
MC:海外はプライベートではなかなか…。
吉沢:仕事以外では行ったことがないですね。ウユニ塩湖を見てみたいですね。
MC:普段から携帯とかでウユニ塩湖を見ながら妄想されたりするんですか?ウユニ塩湖で何をされたいですか?
吉沢:何をしたい…?何をする場所なんですか、ウユニ塩湖って…。何かしらをします!
MC:行かれたことがあるという方はいらっしゃいますか?
吉沢:いないですね。
MC:じゃあもしかしたら吉沢さんが初めてになるかもしれないですね。
小澤:舐めるのかな?
吉沢:塩をですか?(笑)。なるほど。そしたら塩を舐めます(笑)。
MC:楽しみにしております。堤さんはいかがでしょうか?
堤:一度木を切り倒したい。
MC:それは薪を使って…。
堤:薪を使って?
MC:あぁ!斧を使って!さっき収録で堤さんと薪ストーブの話をしていたので(笑)。
堤:薪ストーブのために薪が欲しくてですね…。倒木とかはあるでしょうけど、一回本当の木を切りたいなと思って…それでチェーンソーも買ってしまいました。
吉沢:すごい!
MC:実現の日も近いということですか?
堤:いや、それは普通の木を切るにはちょっとパワーがないんですけど、倒木とかを薪の大きさに切るためのチェーンを買ってしまいました…!いつの日か木を倒したい。
MC:壮大な男のロマンというものですね。ありがとうございます。続いてリリー・フランキーさん。
リリー:さっきからずっと考えていたんですけど…さっき広瀬さんがラジオをしたいとおっしゃってくれましたので。共演は何度か多いんですけれども、いつも僕と広瀬さんの役が近所の変なおじさんとか、良くてお父さんとか。だから一度共演して、一回でもすずに壁ドンとかしてみたいですね。
(会場爆笑)
リリー:あともう一つ思いついたのが、ずっと浜崎監督がやってくれていました、僕と堤さんがやってた「トントントントンヒノノニトン」。あれ、死ぬ前にもう一回復活させたいなと。
浜崎:あー!やりましょう!
リリー&堤:適当だよ!(笑)。
リリー:あなた、クライアントじゃないでしょ!
浜崎:言っておきますんで!
MC:広瀬さんのラジオというラブコールに対して、リリーさんからは壁ドンというコールが返ってきましたけれども。
広瀬:ラジオでその“ドン”を聞かせましょう!
MC:繋がりましたね!ありがとうございます。そして小澤さん、死ぬまでに一回はやっておきたいこと。
小澤:昔から思ってることなので変なふうにとってもらいたくないんですけど、船で世界一周旅行してみたいなと。ただ、何となく今あれなので…(笑)。もう一個考えたことがって、これも本当なんですけど、映画監督をしてみたい。それで、広瀬すずちゃん主演で、リリーさんに壁ドンをしてもらう。これが僕の夢です!
MC:それは何映画っていうんですか?恋愛映画…?
小澤:アドベンチャーですよね。
(会場爆笑)
リリー:俺が言ってるのはアドベンチャーの“ドン”のほうじゃないよ(笑)。
小澤:あぁ、そっちじゃないほうですね(笑)。じゃあやっぱりラブコメ的なやつですね。ワイヤーアクションありで。
MC:壮大な夢、ありがとうございます。嶋田さん、どうでしょうか?
嶋田:今までそういう発想がなかったので、今突きつけられてびっくり、どうしたらいいのかなと考えつかないんですけど、この歳になって発想の転換を迫られても困るかなと思うんですけど(笑)。お釈迦様じゃないですけど、死に水じゃなくて、本当に死ぬ前においしい水を一杯飲んで成仏したいなと。すみません、こんなしめっぽい話で(笑)。
MC:達観された感じですね。
嶋田:はい。そんな感じです(笑)。
MC:どんな味がするのか…ありがとうございます。そして木村さん。
木村:みんなスケールが大きかったり深い話だったり…私、らっきょうがあまり好きではなくて、でも死ぬまでにらっきょうを愛してあげたいなと。頑張って「私は好き嫌いは何もない!」って言えるようになりたいなと思っています。
MC:それは食わず嫌いですか?
木村:何度もチャレンジしたんです。口にいれるんですけど、ポーン!と出ちゃうんですよ。
MC:受けつけないんですか?
木村:みたいです。でも頑張って食べられるようになりたいです。
MC:ありがとうございます。そして松田さんはいかがでしょうか?
松田:考えていたら真面目になっちゃうので、浜崎さんの次回作で壁ドンをしてみたいなと(笑)。
浜崎:ははは!(笑)。本当ですか!?ありがたいですね。嬉しいですね。壁ドン…うーん、やってくれるのかな?(笑)。
松田:(広瀬とリリーを指して)主演、決まってるので(笑)。
小澤:監督!首元に何つけてるんですか?
浜崎:何すかね!?これ(笑)。リリーさんが「絶対かっこいいからこれで出ろ」ってずっとさっきまで言ってて、僕、ちょっと恥ずかしいから取って(マイクに)巻いてたんですけど「やっぱり付けたほうがいいよ」と。
小澤:あぁ、そういえばさっきその話しましたよね(笑)。
MC:リリーさん、このファッションが監督として一番いいファッションですか?
リリー:壇上でこれくらいぼんやりしたトークするとは思ってなかった(笑)。よだれかけぐらいが一番フィットしますよと。
浜崎:ありがとうございます。
MC:ありがとうございます。皆さんから一生に一度してみたいことを伺って参りました。あっという間にお時間がきてしまいました。それでは最後に、これから映画をご覧になる皆様に向けて、代表して広瀬さんからメッセージをお願いいたします。
広瀬:この作品は笑って泣けるハートフルSFコメディになっております。いっぱい笑って、そして最後にほろっとするようなシーンもありますので、ぜひぜひ楽しんで笑ってもらえたら嬉しいなと思います。楽しんでください!本日はありがとうございました。
MC:ありがとうございました。以上をもちまして、映画『一度死んでみた』完成披露ミサを終了とさせていただきます。どうぞ皆様、盛大な拍手でお送りください。ありがとうございました!
『一度死んでみた』
3月20日(金) 全国ロードショー
監督:浜崎慎治
脚本:澤本嘉光
音楽:ヒャダイン
出演:広瀬すず 吉沢亮 堤真一 リリー・フランキー 小澤征悦 嶋田久作 木村多江 松田翔太 加藤諒 でんでん 柄本時生 前野朋哉 清水伸 西野七瀬 城田優 原日出子 真壁刀義 本間朋晃 野口聡一(JAXA宇宙飛行士) 佐藤健 池田エライザ 志尊淳 古田新太 大友康平 竹中直人 妻夫木聡
配給:松竹
【ストーリー】 父親のことが大嫌い、いまだ反抗期を引きずっている女子大生の七瀬(広瀬すず)。売れないデスメタルバンドでボーカルをしている彼女は、ライブで「一度死んでくれ!」と父・計(堤真一)への不満をシャウトするのが日常だった。そんなある日、計が本当に死んでしまったとの知らせが。実は計が経営する製薬会社で偶然発明された「2日だけ死んじゃう薬」を飲んだためで、計は仮死状態にあるのだった。ところが、計を亡き者にしようとするライバル会社の陰謀で、計は本当に火葬されてしまいそうに!大嫌いだったはずの父の絶体絶命のピンチに直面した七瀬は、存在感が無さすぎて“ゴースト”と呼ばれている計の部下・松岡(吉沢亮)とともに、父を救うため立ち上がることを決意する。火葬までのタイムリミットは2日間。はたして七瀬は無事、計を生き返らせることができるのか!?
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