【全文掲載】三浦春馬、上司役の原田泰造と相思相愛!? 「こんなに柔らかな雰囲気を持った上司にいてほしい」

MC:多部さんはいかがですか?

多部:今回は10年付き合ったカップルという設定だったので、安心感はもちろんあって、共演してきたことは無駄じゃなかったんだなと思う瞬間が、撮影中にいっぱいあったりして。すごく嬉しかったですし、次はまた4年後に共演できたら嬉しいなと思います(笑)。

MC:三浦さんは多部さんだからやりやすかったとかはありますか?

三浦:もちろん現場では自然体で過ごすことができましたし、仕事も芝居もできるんですけど、やはり20歳のときの自分と24歳のときの自分を知っているわけですよね。芝居の仕方も現場での立ち振舞や一人の男性としての雰囲気だったりとかも、うっすら覚えていると思うんですよ(笑)。だから現場で主軸として立たせてもらえる今回の機会に、どのように多部さんという女優さんに、良い芝居と雰囲気を届けられるだろうかというところでの緊張感は、正直ありました。だけど、それって悪い緊張感ではなくて、良い緊張感を抱いての時間だったので、それは僕にとってすごくまた貴重な経験をさせてもらったなって思ってます。

MC:ありがとうございます。続きまして原田さんと貫地谷さん。今回の映画は出会いがテーマじゃないですか? お二人にとってあのとき出会えて良かった、という大切な出会いのエピソードはございますでしょうか?

原田:毎日がそうなんだと思うんですけど、僕にとってはネプチューンだと思いますね。(名倉)潤ちゃんも(堀内)健も長い付き合いですし、出会った頃と全く変わらず、潤ちゃんは賢いチンパンジーのような、落ち着きも持ってますし。健は野生の猿みたいな。変わらず、ずっとここまで来ているから。本当に良い縁だと思ってます。

MC:しいて、原田さんがご自分を例えるならなんですか?

原田:僕は普通のゴリラです。普通の優しいゴリラです。自分ではそう思ってます。

MC:ありがとうございました(笑)。貫地谷さんはいかがでしょうか?

貫地谷:まじめな話になっちゃいますけど、今のチーフマネージャーにスカウトされて、この世界に入ったので、その人に会ってなければ今も夢を見つけられずに、仕事もしていたのか、してないのかも分からないと思うので。ありがたい出会いだったなと思います。

MC:ありがとうございます。矢本さんは、高校生の役のイメージが強くて今回はお父さんじゃないですか。

矢本:そこですよね。役者としてデビューして、高校生役で制服を着すぎて、世間の方はまだ僕が高校生だと思っている人もいると思うんですよ。その中で父親を演じるというプレッシャー。まず体重を増やしましたよね。撮影当時は結婚もしてなかったですし、子供もいなかったので、想像で補うしかなかったんですよ。結婚のことを考えていくと、結婚とか家族って楽しそうだなっていう発想になって、僕は今年結婚したんだと思います(笑)。

三浦:おめでとう!(会場拍手)

矢本:とてもいい影響を受けた作品になりました(笑)。以上です。

MC:ありがとうございました。素敵なお話でした。続きまして森さんに伺いたいと思うんですけど、森さんは仙台ご出身ということで。

森:そうなんですよ。なので地元での撮影ということで、もちろん馴染みのある景色だとか、今回映画を観て仙台の人ならみんな知っている場所がでてきたりとかするんですよ。なので、そこは仙台出身ということですごく誇りに思うというか。それと同時に仙台を舞台にした映画に出会えたことにすごく感謝しました。

MC:なにかおすすめの食べ物を、誰かにご紹介したとかはありました?

森:お昼にずんだ餅とかはありましたよ。もしかしたら皆さんは牛タンとか食べられたかもしれないですけど。

三浦:食べました(笑)。

森:食べました? やっぱり美味しいんですよ、牛タン。行ったらぜひ食べていただきたいなと思います。