【全起こし】星野源に意外なあだ名?「いだてん」撮影秘話も暴露「結構きつかった」『引っ越し大名!』完成披露試写会レポート 全文掲載

MC:ステージ上で恫喝という言葉飛び交っておりますけど(笑)。なかなかないことですね(笑)。そして飯尾さん、春之介と対立する役柄でしたけど、星野さんと共演されていかがだったでしょうか?

飯尾:やっぱり前日はすごい緊張しましてね、しっかりトリートメントしてきたんですけど、ヅラだったんですよね(笑)。「思いっきりお願いします」ってことで、ちょっとめちゃくちゃになっちゃったんですけど、源くんが本当に器がでかくてですね、全部受け止めてくれまして。僕のショートバウンドを全部キャッチしてくれまして。アザだらけかなと思ったんですけど…

星野:全然、楽しかったです(笑)。

飯尾:楽しかったです、本当に(笑)。全部受け止めくれて…。(MCに)まばたきを2回したら「以上です」っていう合図ですから。

MC:ありがとうございます(笑)。勉強になりました(笑)。勉強になることばかりです。そして、犬童監督。今日、ついに観客の皆様にお披露目ということで、ぜひ本作に対する率直な思いを聞かせていただけないでしょうか。

犬童:僕は子供の頃からテレビとか娯楽時代劇を楽しんでいて、大人になって映画を作って、自分がもう一回楽しみたいみたいな。そんなつもりでこの映画を作って。もちろんみんなを楽しませたいんですけどね。スターの人がいつもキラキラしていて、魅力的な脇役の人たちが出てきて観ているとあっという間に時間が過ぎて、終わるとひとつ心に残るものがちゃんとあるみたいな。そういう時代劇を作りたくてこの映画に取り組んできました。素晴らしいキャストの皆さんを得て、自分としては実現できたんじゃないかと思ってます。京都の時代劇のスタッフの人たちとまた仕事ができたのもすごく良かったです。ぜひ楽しんでください。

MC:ありがとうございます。今回は姫路城などさまざまな場所で撮影をされたとうかがっております。ぜひ印象に残っているロケ地、撮影エピソードなどがありましたら星野さん、お聞かせいただきたいんですけど。

星野:印象に残っているロケ地…。やっぱり淡路島ですかね。

及川:そうだよねえ。

星野:結構、大変な殺陣シーンがあるんですけど、砂浜でやるので皆さんヘトヘトな状態で。そんな中でお殿様はずっと籠に入っているので、激暑なんですよね(笑)。

高橋:そうでしたね(笑)。

及川:とにかく、かっこよかったよ一生くん。めちゃくちゃかっこいいよ。

MC:及川さんは、暑かったんですか?

及川:暑かった(笑)。去年の6月は猛暑でしたから。

星野:そうでしたね、すごかったですね。

及川:逃げ場所がないんですよ、砂浜だから。お殿様は皆さんより、いいお衣装を着させていただいたんですけど、それが暑い(笑)。豪華すぎて暑い(笑)。

MC:高橋さんは、思い出に残っているエピソードはありますか?

高橋:槍が重すぎて、3メートル強ある槍なんですけど、先端にいけばいくほど重みがあるというか。振り回してピタッと止めたときに砂浜にズボッと刺さった瞬間、怪我しないかなと思って。ドキドキしながら撮影してましたね。

MC:見応えのあるシーンなので、ご期待ください。高畑さんは何かありますか。

高畑:わりと撮影序盤で、源さんにおまんじゅうを投げるシーンがあって。一回目に投げたら右目にヒットして。あ、やっべーっと思って(笑)。

星野:マジまんじゅうだったんだよね。

高畑:マジまんじゅうで(笑)。

星野:べチーン!ってね(笑)。

高畑:次は絶対顔に当てないようにしなきゃと思って、2回目は左目に当たって(笑)。「もう終わった」と思って(笑)。

星野:あれは面白かったね(笑)。あんこまみれになっちゃって。そんなスタートでした。

MC:中身が飛び出ちゃったんですね。

高畑:そうですね。あんまり強く当たると、あんこが目に…。

星野:でも当ててほしいんですよね。ちゃんと。気を遣ってもらうよりは、バチーンと当たってほしいから、「どんどんやって」って言ったらまさか両目にくるとは思わなかったから(笑)。すごい痛くて面白かったです(笑)。まんじゅうって痛いんですね(笑)。

高畑:手加減が下手でした。