MC:今日はですね、今だからお話できる裏話をたっぷりと伺っていきたいと思います。今日は公式サイトからすでに映画をご覧になったお客様から、もう一度観たいあのシーンを募集しております。ボックスをご用意しましたので、中の紙を引いていただいて、そのシーンにまつわる裏話をお聞かせいただきたいと思います。まずは岡田さんからいきましょうか。
岡田:はい。読みます。お名前、ジンさん、ほか50名。ファブルがミサキちゃんに、「ちょっと待っててね」と小首をかしげて優しい声で言うシーン。…ん? どこだっけ…?
山本:網の下に隠れていて…。
岡田:あー!そうか。
MC:「ここで待ってて」と言って戦いに行く。
岡田:あるあるですね。ヒロインの女の子が、余計なことをしてちょっと困るというシーンね。あれ、音出すのは?
MC:そうです、その後です。
岡田:あのシーンの思い出ありますか?
山本:あのシーンで、私は網タイツを履いていて、すごい脚が痛かったなって(笑)。下に結構、鳩の糞がいっぱいあって、鳩がいっぱいいましたよね?
岡田:そう、鳩がいっぱい。ジョン・ウーなら撮ってるんですけどね。絶対撮ってるんですけど(笑)。これ分かる人は映画好きですね。
MC:『ミッション・インポッシブル2』ですね(笑)。激しいアクションシーンの中に、ちょっと笑えるシーンだとか、ホッとしたセリフが入るのがこの『ファブル』の特徴でもありますよね。
岡田:そうですね。でも、あそこが思い出深いんですね(笑)。
観客:かわいいから!
岡田:かわいい? どこが? 「ちょっと待っててね」っていうとこ?
観客:キャー!
岡田:どうもありがと(笑)。いくらでも言いますよ(笑)。ありがとうございます(笑)。
MC:岡田さんのお耳が赤くなってきましたので…(笑)。
岡田:頑張るけど、反省するんですけどね。やってしまうんですよね(笑)。
MC:それでは木村さん、いきましょうか。
木村:みゅんさん、他二名。大阪に向かうときの車内で、大阪弁のスイッチを入れた途端、大阪弁でたくさんしゃべりだすファブルのシーン。
MC:これはまさにお二人のシーンですよね? あれ? 岡田さん覚えてますか?
岡田:覚えてますよ(笑)。スタジオだったかな…?
木村:じゃないです。
岡田:違いました? 走りながらでしょ? なんか思い出あります?
木村:割と最初の方に撮影して、原作では大事なシーンではあって、岡田さんは、入りました段取りしますっていうときに、トントンってやったら、監督がすごく喜んで、「岡田さんありがとうございます!」って言いに来たのはすごく覚えています。