MC:ありがとうございます。キャストの皆様に伺いたいと思いますが、一番好きなシーンはどこでしょうか?
玉森:んー、冒頭の麻由子との電車での出会いも好きですし、智彦と家に入ったところで言い合っているところもすごく好きなんですけど。
MC:2つきましたね(笑)。
玉森:そうですよね(笑)。ひとつって言いましたもんね。選べないっちゃ選べないですけど(笑)。電車での出会いのシーンですかね。あそこは本当にピュアな気持ちで唯一恋愛をしていたところなんじゃないかなあと思いますし、そこですね。
MC:吉岡さんはどうですか?
吉岡:私も2つ良いですか(笑)?
MC:パラレルだから良いですよ(笑)。
吉岡:ひとつは智彦と崇史の、最後の別れという言い方をして良いのかは分からないですけど、物語の確信に迫る、2人で本当の話をするシーンが。私はそのシーンを観てなかったので、試写で観た時に泣いちゃいました。あのシーンがすごく好きです。自分が出ているシーンだと、一番ラストのスクランブル交差点でのシーンが。ずっと少人数で撮っていたせいか、街の中のただ一人の物語だったんだなというのはすごく感じられて、自分でも崇史を見つけられたのか、見つけられていないのか、お客さんのとり方次第で変わるようになっているので、そこがすごく好きです。
MC:あの表情がね。では染谷さんも2つあげていただいて(笑)。
染谷:主だったシーンは、ほぼ言いましたもんね(笑)。かぶりますよね(笑)。本当に電車のシーンは自分も大好きです。なんて映画的なんだと。とても大好きです。と、意外と自分のヘッドギアを付けている、アレ気が入ってます(笑)。あの感じ。
MC:あれは重いんですか(笑)?
染谷:重くは無いんですけど。結構気に入ってます(笑)。
MC:ありがとうございます(笑)。それでは、楽しかった思い出はなにかありますか? 玉森さんからいきましょうか。
玉森:楽しかったのは、吉岡さんと家に飾る写真を撮りに行く時に、色んな所に行ったんですよ。公園とか、海とか。その公園にあったすごい大きな滑り台で、監督が子供たちより一番楽しそうに滑っている姿はすごい衝撃で、監督がめちゃ笑顔で滑ってると思って、そこはすごく記憶に残っているんですよ。そこですかね、監督。
森:実は、後日家族を連れて、またあそこに行ってるんですよ(笑)。
MC:そんなに!?
玉森:相当気に入ってたんですね(笑)。
森:長い滑り台ですよね。500円で座って滑るやつを買って、ザーっと滑って(笑)。
MC:今も楽しそうですね(笑)。吉岡さんはいかがですか?
吉岡:私は、撮影中、崇史がすごくつらい状況になって行くので、それに連れて玉森さんも同じように痩せてき、ストイックな現場だなと感じていたんですけど、一年経ってプロモーションをしてますとバラエティ番組にも一緒に出させていただくんですけど、先日某番組でキャイ~ンのウドさんと一緒にタヌキのコスプレをしている玉森さんを観た時に、同じ人とは思えなくて(笑)。微笑ましすぎて、耳つけて尻尾つけて、ちょっとした小ネタをやってくださるんですけど、コーナーとして。それを観た時に温かい気持ちになりましたね。元気そうで良かった〜みたいな(笑)。