MC:そして役の中では柳楽さんと向井さんは敵対する役ではあるんですけれども、その二人を盗撮するのが安田さんですね。
安田:はい、はい。そうでございます。
MC:安田さんはどんな役作りをされましたか?
安田:役作りでございますか?えー、“台詞を覚えてちゃんと言う”という役作りをさせていただきました。
MC:その中でも、哀愁が漂いながらもかなり恐ろしい役だったと思いますが、ご自身ではどのように考えながら演じられましたか?
安田:はあはあ。そうですね。まあまず、見どころのアクションシーンに全く出なくて良かったなと。
MC:といいますと?
安田:ええ、あの、こんなに皆さんみたいに動けませんのでね。ええ。
MC:共演者の方から見ても、ものすごいアクションでしたか?
安田:そうですね、素晴らしいアクションでしたね。ええ。ええ。
MC:安田さんはどの作品でも現場のムードメーカー、盛り上げ役でいらっしゃいますけれども、今回のチームで座長・岡田さんはどのように映ってらっしゃいますか?
安田:いやー!やっぱり、座長になる方っていうのは愛されるし、愛されざるを得ないというか、で、周りの人たちを愛さざるを得ないというか。じゃないとこう、できないので、やっぱり真ん中に立つ人っていうのはそれが自然とできる方ですよね。
MC:ということは、岡田さんは共演者の皆さんを愛しているということですか?
安田:もちろんそうです。
岡田:ヤスケンさんは、関西弁がすごく大変だったんですよね。
安田:大変でしたよー!
岡田:ずーっと関西弁の台詞を練習されてました。
安田:うんー。大変ですもうほんと。汗だらだらでしたよ、ええ。
(木村:ひたすら汗をぬぐう)
安田:木村くん大丈夫!?(笑)
木村了:いやごめんなさい(笑)。スーツの生地がちょっと暑くてですね。ものすごい急激な汗で、もうそろそろ終わらないかなと。
佐藤:俺、隣にいて怖いんだよ。
安田:あれじゃない?あのほら、運動できるから“ちんちん代謝”が激しいんだよね。
岡田:“新陳代謝”です。
安田:あ、新陳代謝!ごめんごめん。間違えた。
岡田:ピー入りますからね今の。
安田:ごめんごめん。えー。そんな感じですね。
MC:木村さんはね、しっかり汗拭いていただいて。
木村了:ありがとうございます。はい。
MC:そして、佐藤さんはファブルの育ての親・ボス役ということですが。これ役名もそのまま“ボス”というのはなかなか珍しいですね。
佐藤:はい。初めてですね。「ボス」としか呼ばれないですから。
MC:ボスとして、作品や共演者の皆さんをご覧になっていかがでしょうか?
佐藤:先ほども申しました通り、大変だなと思いますよ。本当ごめんなさい、なんかこう、取って付けたように言って。でも本当、できあがり観たら「大変だなあ。これはキツいな」って。また、今のアクションって昔のアクションとは違うんでね。見せ方も撮り方も含めて。だからちょっと厳しいだろうなあって思いながら、「やっぱり岡田すごいな」って。
MC:長年やってらっしゃって、厳しさが増しているということでしょうか。
佐藤:立ち回り自体が、剣を持ってる立ち回りも、こういう普通のアクションも、ちょっと昔の見せ方とは違うんですよね。真ん中の人が一番大きく動くようになっている。昔はあんま動かないで、周りが動いたっていう、そういうのがあったんですけど。今はちょっと違って、一番要の人が動くっていう。