“世界で最も売れたアーティスト”に名を連ね、ロックの殿堂入りを果たした伝説のロックバンド「クイーン」のリード・ボーカルで、1991年にこの世を去った史上最高のエンターテイナー、フレディ・マーキュリーの姿を描く『ボヘミアン・ラプソディ』が、11月9日より公開となる。このほど、9月5日のフレディ・マーキュリーの誕生日を世界中のファンたちがお祝いした「フレディ・フォー・ア・デイ」の様子を収めた特別映像がお披露目となった。
9月5日は、クイーンのヴォーカル、フレディ・マーキュリーの誕生日。「フレディ・フォー・ア・デイ」と題し、世界中のファンがフレディの誕生日を祝うと同時に、エイズにより気管支炎にかかり、45歳という若さでこの世を去った彼に敬意を表し、地球規模でエイズ撲滅のチャリティイベントも開催されている。
特別映像は、世界中で開催された「フレディ・フォー・ア・デイ」に参加したファンたちが、フレディの誕生日を盛大に祝う様子を、彼が生み出した数々の名曲と共にまとめた映像。先日日本で行われた、お笑い芸人のレイザーラモンRGとモデルの池田美優(みちょぱ)が登場したイベントの様子をはじめ、スペインでは大勢の熱狂的なファンが集まった野外ライブ、イタリア、ポルトガルではフレディの恰好をしたミュージシャンによるライブ、アイルランドでは下書きをせずスプレーで壁面にフレディの姿を描くアートを披露、デンマークでは大勢のファンが教会に集まり大合唱と、世界各国で趣向を凝らした様々な誕生日パーティーが開催された。さらに、アメリカでは、ラスベガスのMGM Parkでのコンサートツアーの合間をぬって、クイーンのギタリストのブライアン・メイとドラマーのロジャー・テイラーがサプライズで登場し、ファンと一緒にハグをし、記念撮影をする姿が。そのほか、コロンビア、ブラジル、メキシコ、グアテマラでのお祝い映像もあり、今なお人気が衰えることがないクイーンとフレディ・マーキュリーの偉大さがわかる映像となっている。
クイーンゆかりの地イギリスでは、クイーン加入前のフレディが、ヒースロー空港で荷物係のアルバイトとして働いていたことから、現在働いている荷物係の職員たちが元同僚フレディのお誕生日をお祝いするために、オリジナルのダンスショーをヒースロー空港のターミナルで開催。普段は荷物運搬を担当しているダンス素人の職員たちが、仕事の合間をぬって2週間ダンスを猛練習した。「ブレイク・フリー(自由への旅立ち、I Want to Break Free)」に合わせ、フレディを彷彿とさせるイエローのジャケットに口髭を付けた姿で突然ターミナルに現れダンスを披露し、偶然空港に居合わせた旅行客を喜ばせていた。9月5日の誕生日に合わせてイギリスで公開された、このダンスショーに参加した職員のコメントや練習の様子などの裏側が観られる映像は、世界中のファンの間で話題となっている。さらに9月5日に限り、名前がフレディ、フレデリック、またはファルーク(出生時の名前)の人を、第5ターミナルにあるブリティッシュ・エアラインのファーストクラス・ラウンジに招待した。
『ボヘミアン・ラプソディ』
11月9日(金)全国ロードショー
監督:ブライアン・シンガー
製作:グレアム・キング ジム・ビーチ
音楽総指揮:ブライアン・メイ ロジャー・テイラー
出演:ラミ・マレック ジョセフ・マッゼロ ベン・ハーディ グウィリム・リー ルーシー・ボイントン マイク・マイヤーズ アレン・リーチ
配給:20世紀フォックス映画
© 2018 Twentieth Century Fox