講談社「別冊フレンド」で連載された、南波あつこによる人気コミック「青夏 Ao-Natsu」を実写化した映画『青夏 きみに恋した30日』が8月1日より公開中。このほど、8月15日に丸の内ピカデリーにて女子会舞台挨拶が行われ、キャストの葵わかな、古畑星夏、久間田琳加、秋田汐梨、そして本作の挿入歌「点描の唄」をMrs. GREEN APPLEと共に歌う井上苑子が登壇した。
“青夏”女子会として集まった葵わかな、古畑星夏、久間田琳加、秋田汐梨の4人。公開から2週間が経ち周囲の反響を聞かれた葵は、「妹や同級生の同世代の人たちには親近感があって楽しんでもらえたようでよかったですし、お母さんやスタイリストさんからは大人が見ても面白かったよって言ってもらえてうれしかった」と世代を超えて好反応だったと語り、古畑は「お母さんからは“アンタいっつもかわいそうねえ”」と言われたことを明かし会場を沸かせた。
そしてスペシャルゲストとして、挿入歌「点描の唄」をMrs. GREEN APPLEとともに歌う井上苑子が登場。井上は作品を観た感想を聞かれ、「きれいな恋を描いていて、私にはなかったことで、映画館を出るときには心が洗われました」と率直に応えた。イベントの終盤、ライブで歌うのは初めてという「点描の唄」が披露され、井上は「めちゃくちゃ緊張してたんですけど、『青夏』が公開されているうちに皆さんの前で歌いたいと思っていたのでよかったです」と喜びを語った。
観客からの「追う恋と追われる恋、どちらが幸せだと思うか」という質問に、葵は「将来結婚とか考えてるんであれば、もう追う恋に身投じてないで追われる恋を選んだほうがいいと思うんですけど、もし若くて高校生とかでこれから大人になる人は追っても将来響かないんで(笑)」と答え、「歳を考えて!」という結論に、他の女優陣から「ベストアンサー!」と共感を得ていた。
最後に、葵から「公開から2週間経っているので、もう作品は私たちから離れ、皆さんのもとに旅立ったように感じて終わったような気がしてたんですけど、みんなでひまわり畑をつくったり、苑子さんの歌を聞けたりして、まだ夏は終わらないぞ!と言う気持ちで、たくさんの方に観てもらいたいと思いました。今日はありがとうございました!」と挨拶があり、イベントは終了した。
『青夏 きみに恋した30日』
8月1日(水)より公開中
監督:古澤健
原作:南波あつこ「青夏 Ao-Natsu」(講談社「別冊フレンド」刊)
脚本:持地佑季子
主題歌:Mrs. GREEN APPLE「青と夏」
挿入歌:Mrs. GREEN APPLE「点描の唄(feat.井上苑子)」(ユニバーサルミュージック/EMI Records)
出演:葵わかな 佐野勇斗 古畑星夏 岐洲匠 久間田琳加 水石亜飛夢 秋田汐梨 志村玲於 霧島れいか 南出凌嘉 白川和子 愛美 佐藤寛太 橋本じゅん
配給:松竹
【ストーリー】 運命の恋を夢見る、都会育ちのイマドキ女子高生・理緒。夏休みの間、大自然の田舎で過ごすことになった理緒は、そこで地元の男子高校生・吟蔵と出会う。クールで少しぶっきらぼうだけど実は優しい吟蔵に、理緒は一気に恋に落ちる。吟蔵こそ運命の人…?と思ったのも束の間、「住む世界が違う」とあっさりフラれてしまう。そんなとき、理緒に想いを寄せる東京の男子高生・祐真が理緒に会いにやってくる。「夏休みが終わったら俺と付き合おう。東京で待ってる」―優しくて誠実な祐真の告白に、戸惑う理緒。そんな理緒を見た吟蔵は、「おまえ、俺のこと好きなんじゃねぇのかよ!」と思わず本音を口にする。まっすぐでピュアな理緒に惹かれ始めていた吟蔵だったが、いずれ離ればなれになってしまうことから、理緒への気持ちを必死で抑えていたのだった。近づく夏の終わり。高まっていく気持ち。果たして〈夏限定〉の恋のゆくえは―?
©2018映画「青夏」製作委員会