1980年のウィンブルドン決勝戦で行われた、対極的な二人のテニスプレーヤー、ビヨン・ボルグとジョン・マッケンローの熱き闘いを映画化した『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』が8月31日に公開となる。このほど、松岡修造、伊達公子、杉山愛、佐藤直子ら元プロテニスプレーヤーのレジェンドたちをはじめ、柔道家の古賀稔彦、書道家の武田双雲、関根勤、漫画「テニスの王子様」の原作者・許斐剛ら総勢20名の著名人より本作を絶賛するコメントが寄せられた。
テニスブームに沸く1980年、20歳の若さでテニスの聖地ウィンブルドンで初優勝を果たし、その美しいヴィジュアルと冷静沈着な姿から“氷の男”と呼ばれたビヨン・ボルグ。ウィンブルドンで4連覇を達成したボルグは、絶対王者として君臨していたが、5連覇を阻止するべく現れたのが、類稀なる才能を持ちながら、不利な判定に怒り狂い審判にかみつき、“悪童”とバッシングされたジョン・マッケンローだった。本作では、少年時代から精神と肉体を極限にまで鍛えてきた二人の驚愕の道のりと、頂点に立つ者と追いかける者の孤独と葛藤、そしてスポーツ史に刻まれた二人の究極の名勝負が臨場感のあるカメラワークで描かれる。
著名人 絶賛コメント
■松岡修造
僕のテニスは、この二人の奇蹟の試合から始まった!
映画を観ながら僕はウィンブルドンセンターコートで一緒に戦っていた!
伝説を感じろ!そして戦え!
■佐藤直子(元プロテニスプレーヤー)
ビヨン・ボルグと私はウィンブルドン・ジュニア(1973年)で同期の仲です。そして、あの鳥肌が立つほどの感動のウィンブルドン決勝を、私はセンターコートの選手席で見ていました。ウィンブルドンを5連勝したビヨン・ボルグは、まさにテニスの神様です。
■伊達公子(テニスプレーヤー)
子供の頃テレビで観ていた伝説の試合。ピーンと張りつめた糸のようなプレッシャーの中で内にある葛藤と向き合いながら闘いに挑む二人の姿はまさに人生の縮図。リスペクトし合える最高のライバルの存在が勝負を超えた心の感動を与えてくれる人生のドラマ。
■遠藤愛(東京経済大学准教授 元プロテニスプレーヤー)
滲み出てしまう才能による天才の孤独と天才同士にしか分かり合えない世界を描いているこの映画は、是非、人間ドラマとして見ていただきたい映画である。
■沢松奈生子(元プロテニスプレーヤー)
伝説の決勝戦の裏にこんな壮絶なドラマがあったとは!二人の人間味溢れる話に驚きと感動。本当に凄い映画!
■杉山愛(元プロテニスプレーヤー)
映画ではなく試合を見に行っているような臨場感。周囲からの重圧に耐えて打ち勝つという事は昔のテニスも今も変わらず通じるもの。二人の真のチャンピオンの歴史に残る名試合をぜひ見て欲しい!
■許斐剛(漫画家/「テニスの王子様」原作者)
大好きだった“神の子”のようなボルグ選手が、実は幼少期は悪童マッケンロー選手よりも…衝撃的内容と王者の重圧や苦悩、そしてあの伝説の名勝負を余す事なく再現、誰もが瞬きすら出来ない感動作!!
■古賀稔彦(柔道家)
挑戦とは自分の弱さを知り強くなることである!この映画で改めて【人は変われる】ということを教えてもらった。
■鍋島昭茂(テニス実況、フリーアナウンサー)
もし自分がこの試合を実況していたら、きっと第4セット終盤から「沈黙」です。言葉を探せません。両雄が空港で再会する場面が好きです。相手への敬意、そして、彼のそれまで見せたことがなかった表情が…。
■香川愛生(女流棋士)
心が震え、血が滾る鬼勝負。挑戦者として命懸けで戦った対局の記憶が、全身に蘇ってくるようでした。
■涼風花(書道家)
実力が付く事で自信も勇気も付いた筈なのに失う事への恐怖や不安も大きくなる。支えてくれる人までも疑ってしまう程の心の怯えを共感しました。
■楠野一郎(脚本家・構成作家/「東京喰種 トーキョーグール」「天空の蜂」脚本)
「何故そこまで…」と自分を追い込む求道者・ボルグと「何故そんな言い方を…」と他者に当たり散らす野生児・マッケンローの死闘。しかし観終わると「ボルグ VS マッケンロー」ではなく「ボルグ/マッケンロー」という邦題がしっくりくるという。死闘を越えた先の「/」。グッときました。
■関根勤(タレント)
ボルグとマッケンローまるで本人が出演しているのかと思う程、役作りが完璧な2人の天才のプレッシャーと葛藤が痛い程伝わってくる!
■武田双雲(書道家)
最初から最後まで目が離せなかった。リアルすぎる緊張感に釘付けでした。
■小堺一機
氷と炎は熱く沸騰する!神の降臨した伝説のゲームを神がかった伝説の演技で魅せる!サービスエース!
■宇野維正(映画・音楽ジャーナリスト)
世界のトップに立つアスリートの孤独と、その孤独を分かりあえるライバルの尊さ。本作はそれを完璧に描ききっている。
■松崎健夫(映画評論家)
走っても、走っても追いつけない。追いつかれぬよう走り続ける。世界で二人だけが分かち合った友情がここにはある。
■北村道子(スタイリスト)
2人の天才プレーヤーのプレッシャーとの闘いが尋常ではない。そこを映画にしたヤヌス監督が素晴らしい。
■山崎まどか(コラムニスト)
ラケットのガット越しのボルグはテニスの囚われ人。彼はその聖なる監獄にライバルを招き入れ、マッケンローはそこで声を失った。後はボールを打つ音だけが芝に響き渡る。静かなスポーツ映画
■赤ペン瀧川(映画コメンテーター)
なんて美しい映画なのか!2人の男の情熱でスクリーンは埋め尽くされ、汗の匂いや息づかいを生々しく感じる。エンドロールでまた泣かされた!
■坂上忍(俳優)
ボルグとマッケンロー
氷の男と悪童
対照的な二人だが、誰よりもテニスを愛したが故の、究極の孤独だったのかもしれない
『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』
8月31日(金)、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国順次公開
監督:ヤヌス・メッツ
出演:シャイア・ラブーフ スベリル・グドナソン ステラン・スカルスガルド ツヴァ・ノヴォトニー レオ・ボルグ
配給:ギャガ
【ストーリー】 テニスブームに沸く1980年、対極的な2人のスタープレイヤーの戦いに世界中が熱狂していた。5度目のタイトル獲得を目指す冷静沈着な美しきボルグと、短気で荒々しい悪童マッケンロー。トップを走る2人が極限の精神状態で挑んだ、熱狂と興奮の試合。生きるか死ぬかの鬼気迫る闘いの表と裏に迫る、感動の実話。
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