「怒り」「悪人」などが映画化された作家の吉田修一によるスパイアクションエンターテイメント小説、通称“鷹野一彦”シリーズ「太陽は動かない」が、藤原竜也主演、羽住英一郎監督により映画化、WOWOWにて連続ドラマ化される。このほど、本作でホリプロが8年ぶりに大規模なオーディションを実施することが発表された。

現在ホリプロには、藤原竜也、妻夫木聡、松山ケンイチ、鈴木亮平、池松壮亮、竹内涼真などを始めとする個性と実力を兼ね備えた俳優が多数在籍している。この実績と経験を活かし今後のエンターテイメント業界に更なる輝きと可能性を見出すべく、次世代を担う15～22歳の“原石”との出会いを求め、今回のオーディションが実施される。オーディションでは、ルックスだけではなく個性や人柄を重視した選考が行われる。

グランプリ受賞者には特典として、ホリプロとの専属契約、賞金50万円、藤原竜也主演作『太陽は動かない』の映画とドラマへの出演権が与えられる。

グランプリ受賞者のデビュー作となる本作は、吉田修一のスパイアクションエンターテイメント小説、通称“鷹野一彦”シリーズ3部作のうちの2編、「太陽は動かない」「森は知っている」の映画化。連続ドラマは、原作者監修のもとで構築されるオリジナルストーリーとなる。監督は、『海猿』シリーズ、『MOZU』シリーズ、『暗殺教室』シリーズを手掛けた羽住英一郎。主演には、『22年目の告白 ―私が殺人犯です―』をはじめ出演作を次々と大ヒットに導き、羽住監督とは本作で初タッグとなる藤原竜也。海外ロケも実施される予定で、2020年に映画公開、ドラマ放送となる。

■オーディション募集要項
・年齢15歳～22歳の男性
・自薦、他薦問わず
・現在、芸能プロダクションに所属していない方

■オーディションスケジュール
2018年8月8日 情報解禁（2018年9月28日応募〆切）
2018年10月中旬～11月中旬（書類選考通過者→地方含む数箇所にて面接予定）
2018年12月初旬（ファイナリスト決定→ワークショップ＆合宿）
2019年1月中旬（決選大会開催／都内近郊にて）

■藤原竜也 コメント
【俳優】という仕事に興味を持ってくれている全ての方に、平等にチャンスはあると思います。僕自身もデビューのきっかけはオーディションでしたが、才能を見出してくれるスタッフの方が沢山いるので、自信がなく躊躇している人も、ぜひ一歩踏み出してみてもらえたら嬉しいですね。一緒に仕事できることを、楽しみにしています！

『太陽は動かない』
2020年、映画公開＆WOWOWにてドラマ放送
監督：羽住英一郎
原作：吉田修一 「太陽は動かない」「森は知っている」（幻冬舎文庫刊）
脚本：林民夫
出演：藤原竜也

【ストーリー】　世界を股にかけながら国政や企業の裏で暗躍し、そこで得た重要機密事項や情報から対価を得ることを生業としている産業スパイ組織：AN通信。諜報員・鷹野一彦（藤原竜也）と相棒の田岡亮一は、世界各国が奪い合う革新的な太陽光エネルギー開発技術に関する情報争奪戦の中にいた。そこには日本政財界を揺るがす巨大な陰謀が隠されており、鷹野らは商売敵の韓国人スパイ・デビッドキムや謎の女・AYAKO、そして各国の権力者らと対峙していく。一方で垣間見える鷹野らの壮絶な過去。そして、彼らの胸に埋め込まれているチップの謎とは…。