人気ブロガーで漫画家、小説家としても活躍する歌川たいじが、自身の母親との関係を描いた同名コミックエッセイを映像化し、主演に太賀、共演に吉田羊を迎えた映画『母さんがどんなに僕を嫌いでも』が11月に全国ロードショーとなる。このほど、ポスタービジュアルが公開され、併せて主題歌にゴスペラーズが本作のために書き下ろした新曲「Seven Seas Journey」が決定した。
親からも友達からも愛されたことがない青年が壮絶な過去を乗り越えて、母から愛をつかみ取るまでの感動の実話で、せつなくも、どこまでも温かい愛に包まれた原作は、多くの読者の心を打ち、瞬く間に話題作となった。映画化にあたり主人公のタイジを演じるのは、若手俳優のなかでも高い演技力を誇る太賀。母を演じる実力派女優の吉田羊は、さわやかなイメージを覆すほどの鬼気迫る熱演を披露する。共演には森崎ウィン、白石隼也、秋月三佳のフレッシュな顔ぶれに加え、木野花ら実力派が脇を固める。監督は、映画『すーちゃん まいちゃんさわ子さん』や「ドラマW ダブル・ファンタジー」の御法川修が務める。
主題歌の作詩・作曲を担当したメンバーの安岡優は、「この映画には“愛されること”と“愛すること”、その両方が描かれています。主題歌には“ララバイ”であり“セレナーデ”である曲が必要でした。愛が受け継がれる歌、愛が捧げられる歌。そのどちらも感じてもらえたら嬉しいです」と、曲に込めた想いをコメントしている。この主題歌は、7月4日にリリースされるニューシングル「In This Room」に収録されることが決定した。
『母さんがどんなに僕を嫌いでも』
2018年11月より全国公開
監督:御法川修
原作:歌川たいじ著「母さんがどんなに僕を嫌いでも」(KADOKAWA刊)
脚本:大谷洋介
出演:太賀 吉田羊 森崎ウィン 白石隼也 秋月三佳 小山春朋 斉藤陽一郎 おかやまはじめ 木野花
配給:REGENTS
【ストーリー】 タイジ(太賀)は小さい頃から大好きな母、光子(吉田羊)に愛されないまま、壮絶な家庭環境の中で育てられた。耐えかねて17歳で家を飛び出し、一人で生きてきたタイジだったが、友人の言葉に動かされ、母と向き合う覚悟をする。大人になっても自分を拒絶していた母に歩み寄り、タイジは母からの愛を取り戻すために立ち向かっていく。
(C)2018「母さんがどんなに僕を嫌いでも」製作委員会