80年代の北イタリアの避暑地を舞台に青年同士の恋の痛みと喜びを描く映画『君の名前で僕を呼んで』が4月27日より公開となる。このほど、日本語吹き替え版の予告編がお披露目となった。

第90回アカデミー賞において、作品賞、主演男優賞（ティモシー・シャラメ）、脚色賞、歌曲賞の4部門にノミネートされ、ジェームズ・アイヴォリーが脚色賞に見事輝いた本作。日本語吹き替え版の上映も決定し、主人公・エリオ（ティモシー・シャラメ）役はアニメ「おそ松さん」などの入野自由、オリヴァー（アーミー・ハマー）役は『スター・ウォーズ』シリーズのカイロ・レン役で知られる津田健次郎が演じる。

吹き替え版の予告編は、北イタリアの避暑地を舞台に、17歳のエリオ（入野自由／ティモシー・シャラメ）とエリオの父の研究を手伝いにきた24歳のオリヴァー（津田健次郎／アーミー・ハマー）の出会いから、二人の揺れ動く感情が描かれており、瑞々しさ溢れる主演二人に、津田と入野の声が新たな魅力を加えている。ナレーションは、字幕版予告編と同様に櫻井孝宏が務めている。

『君の名前で僕を呼んで』
4月27日（金）、ＴＯＨＯシネマズ シャンテ他全国ロードショー
監督：ルカ・グァダニーノ
原作：アンドレ・アシマン
脚色：ジェームズ・アイヴォリー
出演：ティモシー・シャラメ　アーミー・ハマー　マイケル・スタールバーグ　アミラ・カサール
声の出演（吹き替え版）：入野自由　津田健次郎　星野充昭　沢海陽子　下山田綾華　櫻庭有紗　伊沢磨紀
配給：ファントム・フィルム

【ストーリー】　1983年夏、北イタリアの避暑地で家族と夏を過ごす17歳のエリオは、大学教授の父が招いた24歳の大学院生オリヴァーと出会う。一緒に自転車で街を散策したり、泳いだり、午後を読書や音楽を聴いたりして過ごすうちに、エリオのオリヴァーへの気持ちは、やがて初めて知る恋へと変わっていく。

©Frenesy, La Cinefacture