その比類なき世界観でベネチア国際映画祭を魅了し、金獅子賞を満場一致で獲得した、ギレルモ・デル・トロ監督最新作『シェイプ・オブ・ウォーター』が3月1日より全国ロードショーとなる。このほど、本作の予告編がお披露目となった。
第75回ゴールデン・グローブ賞において2部門を受賞した本作は、種族を超えた切ないラブストーリー。1962年、アメリカ。清掃員として政府の極秘研究所に勤めるイライザ(サリー・ホーキンス)は孤独な生活を送っていたが、同僚のゼルダ(オクタヴィア・スペンサー)と一緒に極秘の実験を見てしまったことで、彼女の生活は一変する。
孤独だが慈愛に満ちた女性イライザを演じたのは、『ブルージャスミン』のサリー・ホーキンス。このほか、彼女を支える優しい隣人に『扉をたたく人』のリチャード・ジェンキンス、イライザと恋に落ちる生き物に息吹を与えるのは『パンズ・ラビリンス』でもデル・トロ監督とタッグを組んだダグ・ジョーンズ、冷徹な政府の調査官には『テイク・シェルター』のマイケル・シャノン、イライザの頼もしい同僚には『ドリーム』のオクタヴィア・スペンサーが扮する。
公開された予告編は、政府の極秘研究所に勤めているイライザが、秘かに運び込まれた不思議な生きものと心を通わせていく様子を描いている。アマゾンで神のように崇められていたという“彼”の魅惑的な姿に心を奪われたイライザは、周囲の目を盗んで会いに行くようになる。子供の頃のトラウマで声が出せないイライザだったが、“彼”とのコミュニケーションに言葉は必要なかった。しかし、イライザは“彼”が間もなく実験の犠牲になると知る。
『シェイプ・オブ・ウォーター』
3月1日(木)全国ロードショー
監督・脚本・プロデューサー:ギレルモ・デル・トロ
出演:サリー・ホーキンス マイケル・シャノン リチャード・ジェンキンス ダグ・ジョーンズ マイケル・スツールバーグ オクタヴィア・スペンサー
配給:20世紀フォックス映画
【ストーリー】 1962年、アメリカとソビエトの冷戦時代、清掃員として政府の極秘研究所に勤めるイライザ(サリー・ホーキンス)は孤独な生活を送っていた。だが、同僚のゼルダ(オクタヴィア・スペンサー)と一緒に極秘の実験を見てしまったことで、彼女の生活は一変する。人間ではない不思議な生き物との言葉を超えた愛。それを支える優しい隣人らの助けを借りてイライザと“彼”の愛はどこへ向かうのか…。
(C)2017 Twentieth Century Fox