角川春樹“最後の総監督作品”『星の教室』映画化決定!桜田ひより主演で2026年秋公開

日本映画界のレジェンド・角川春樹が“最後の総監督作品”として手がける映画『星の教室』の映画化が決定し、2026年秋に公開されることが発表された。主演を務めるのは、『交換ウソ日記』『ブルーピリオド』『バジーノイズ』など話題作への出演が続く桜田ひより。監督には『四月の永い夢』『静かな雨』などで知られる中川龍太郎が名を連ねる。

原作は、「みをつくし料理帖」シリーズなどで知られる髙田郁による同名小説「星の教室」。物語の舞台となるのは、さまざまな事情から義務教育を終えられなかった人々が通う“夜間中学”だ。人生につまずき、孤独や後悔を抱えながらも、学ぶことを通して再び希望を見出していく人々の姿を描く感動作となる。

主演の桜田ひよりが演じるのは、夜間中学に通う潤間さやか。桜田は、原作を読んだ段階で「夜間中学の温かい空気に包まれたいと思った」と語り、「一歩を踏み出す勇気」「人とコミュニケーションを取ることの大切さ」など、本作に込められたメッセージに強く共感したという。さらに、「この映画を通して、この世界のどこかにいるさやかのような人を1人でも多く救いたい」とコメントを寄せている。

総監督を務める角川春樹は、本作について「不登校や同調圧力の問題は、20年以上前の物語でありながら、むしろ今の社会の方が深刻になっている」と現代社会への思いを吐露。そのうえで、「この映画は“暗さ”だけを描く作品ではない。苦しみを描くからこそ、その先にある“希望”を描きたい」と作品に込めたテーマを明かしている。

中川龍太郎監督は「これは単なる夜間中学の物語ではなく、“家族の物語”だと思った」とコメント。「壊れた関係や傷ついた心も、もう一度結び直すことができる。“人生はやり直せる”という希望を描きたい」と語っている。

1976年の『犬神家の一族』から、『セーラー服と機関銃』『時をかける少女』『Wの悲劇』など数々の名作を世に送り出してきた角川春樹。その集大成ともいえる本作『星の教室』は、“明日を諦めない。人生を手放さない。”というメッセージを胸に、新たな時代へ届けられる珠玉のヒューマンドラマとなりそうだ。現在、撮影は進行中。

■作品情報
映画『星の教室』
原作:髙田郁「星の教室」(角川春樹事務所刊)
総監督:角川春樹
監督:中川龍太郎
脚本:松井香奈 角川春樹
主演:桜田ひより
公開表記:2026年秋公開
配給:NAKACHIKA PICTURES/フライフリーエンターテイメント
制作プロダクション:楽映舎

©映画『星の教室』製作委員会