『ドライブ・マイ・カー』でアカデミー賞®国際長編映画賞を受賞し、『悪は存在しない』『偶然と想像』などで世界的評価を獲得してきた濱口竜介の最新作『急に具合が悪くなる』より、メインビジュアルと本予告が解禁された。本作は第79回カンヌ国際映画祭コンペティション部門への正式出品も決定している。

本予告は、舞台演出家・真理(岡本多緒)による「余命半年」という衝撃的な告白から幕を開ける。その言葉を受け止めるのは、介護施設で理想のケアを追求するマリー=ルー(ヴィルジニー・エフィラ)。国籍も言語も異なるふたりは、出会いをきっかけに急速に距離を縮め、やがて深い絆で結ばれていく。
映像では、介護現場の課題に向き合い孤軍奮闘するマリー=ルーと、病を抱えながらも強い生命力を放つ真理の対比が鮮やかに描かれる。やがて物語は、真理の体調悪化をきっかけに大きく動き出し、「認知症、老い、死」といった避けられないテーマに真正面から向き合っていく。さらに、俳優・清宮吾朗役の長塚京三や、自閉スペクトラム症の少年・智樹役の黒崎煌代の姿も印象的に切り取られ、物語の広がりを感じさせる内容となっている。
あわせて解禁されたメインビジュアルは、セーヌ川沿いの夜景を背景にマリー=ルーと真理が並び立つ姿を捉えたもの。「この魂の出会いが、世界を変える」というコピーが添えられ、ふたりの関係性の深さと作品のスケール感を象徴する仕上がりだ。
本作は、言葉や国境を超えた“魂の邂逅”をテーマに、人生・死・ケアという普遍的な問いを描き出す。上映時間196分という長尺の中で、観る者の価値観を揺さぶる濱口監督ならではの濃密なドラマが展開される。
▼本予告90秒



【ストーリー】
パリ郊外の介護施設「自由の庭」で施設長を務めるマリー=ルーは、人間らしいケアの実現を目指すも、現場の課題に直面していた。そんな中、日本人の舞台演出家・森崎真理と出会う。がん闘病中の真理は、自閉スペクトラム症の孫と俳優による舞台を演出しており、その創作に触れたマリー=ルーは大きな影響を受ける。偶然に導かれた出会いはやがて深い交流へと発展するが、真理の病状が進行するにつれ、ふたりの関係は新たな局面を迎えていく──。
■作品情報
作品名:『急に具合が悪くなる』
監督:濱口竜介
原作:宮野真生子・磯野真穂『急に具合が悪くなる』(晶文社)
脚本:濱口竜介、ルディムナ玲亜
出演:ヴィルジニー・エフィラ、岡本多緒、長塚京三、黒崎煌代
製作:Cinéfrance Studios、オフィス・シロウズ、ビターズ・エンド、Heimatfilm、Tarantula
配給:ビターズ・エンド
提供:Soudain JPN Partners
製作国:フランス=日本=ドイツ=ベルギー
上映時間:196分
公開日:2026年6月19日(金)全国ロードショー
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