18世紀初頭のヴェネツィアを舞台に、音楽家アントニオ・ヴィヴァルディと一人の少女の出会いと成長を描く映画『ヴィヴァルディと私』の予告編と場面写真が解禁された。5月22日(金)よりシネスイッチ銀座、ユーロスペース、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開となる。

本作は、孤児院ピエタ院に赴任したヴィヴァルディが、孤独を抱えながら生きる少女チェチリアの才能を見出し、導いていく姿を軸に描く人間ドラマ。音楽にすべてを捧げる男と、音楽によって生きる道を見出そうとする少女――二人の関係性と葛藤が交錯する物語となっている。
解禁された予告編は、ヴェネツィアの孤児たちが音楽教育を受けるピエタ院を舞台に、名声への焦りを抱えるヴィヴァルディと、母に捨てられた過去を持つ少女チェチリアの出会いから始まる。
チェチリアの中に眠る才能を見抜いたヴィヴァルディは彼女を第一ヴァイオリンへと導くが、女性が音楽を続けられない時代の厳しい現実が立ちはだかる。「戦争が終われば結婚させられる」という運命に直面しながらも、音楽に生きようとする少女と、彼女に希望を託す師の姿が、強い感情とともに描かれていく。
あわせて公開された場面写真では、ヴァイオリンを手に凛と立つチェチリアの姿や、彼女を見つめるヴィヴァルディの複雑なまなざし、そしてピエタ院での演奏シーンなどが収められている。
音楽に人生を賭ける登場人物たちの情熱と、閉ざされた世界の中で揺れる感情が凝縮されたビジュアルとなっており、本作のドラマ性を強く印象づける内容だ。
本作はイタリア映画祭2026での上映が決定。さらに原作書籍も映画タイトルにあわせた改題新装版が公開に先駆けて5月14日に発売されることが明らかになった。 
監督は、オペラ演出家として世界的に活躍するダミアーノ・ミキエレット。本作が長編映画デビュー作となる。主演はイタリア映画界で注目を集めるテクラ・インソリア、ヴィヴァルディ役をミケーレ・リオンディーノが務める。
▼予告編




■作品情報
『ヴィヴァルディと私』
監督・脚本:ダミアーノ・ミキエレット
原作:ティツィアーノ・スカルパ「ヴィヴァルディと私」(河出書房新社刊/中山エツコ訳)
出演:テクラ・インソリア、ミケーレ・リオンディーノ、アンドレア・ペンナッキ
2025年/イタリア・フランス/イタリア語/110分/1.85:1/5.1ch/原題:PRIMAVERA/字幕翻訳:関口英子
配給:彩プロ
公開日:2026年5月22日(金)より全国順次公開
🄫2025 INDIGO FILM, WARNER BROS. ENTERTAINMENT ITALIA, MOANA FILMS

