1400万人の実話が交錯する極限の人間ドラマ『アイ・ワズ・ア・ストレンジャー』日本公開決定

第74回ベルリン国際映画祭スペシャル・ガラでの公式上映を皮切りに、アムネスティ国際映画賞を受賞、第48回サンパウロ国際映画祭観客賞など世界各国の映画祭で計41冠を達成した話題作『アイ・ワズ・ア・ストレンジャー』が、6月19日(金)より日本公開されることが決定した。

本作は、2011年から長期化したシリア内戦によって国外避難を余儀なくされた約1,400万人の現実に着想を得た群像ヒューマンドラマ。戦禍に翻弄される人々の運命を、多角的な視点から描き出す。

物語は、独裁政権下のシリアで内戦が激化する中、それぞれ異なる立場に置かれた人々の選択と葛藤を軸に展開する。娘とともに国外脱出を図る医師アミラ、命令と良心の狭間で揺れる兵士ムスタファ、家族のために危険な密航ビジネスに手を染める男マルワン、そして命懸けでボートに乗り込む父ファティ、難民救助に奔走する沿岸警備隊のスタヴロス――。5つの家族の物語が交錯しながら、戦争という極限状況の中で人間の尊厳と希望が試されていく。

シリア、トルコ、ギリシャ、アメリカを舞台に、異なる国籍や職業、価値観を持つ人々の人生が絡み合う本作は、観る者にまるで当事者のような臨場感を与える。爆撃によって一瞬で奪われる日常、命を賭けた国境越え、そして海を渡る難民たちの過酷な現実を描きながらも、愛する人を守ろうとする強い意志と希望が胸を打つ。

監督・脚本・製作は、『ローン・サバイバー』や『沈黙 -サイレンス-』でエグゼクティブ・プロデューサーを務めたブラント・アンダーセン。本作の原点となる短編『Refugee』でアカデミー賞実写短編映画賞にノミネートされた経験を持ち、人道支援活動家としての視点を反映させながら、実際の証言や出来事をもとにリアリティあふれる物語を構築した。

キャストには、『最強のふたり』で知られるオマール・シーをはじめ、ヤスミン・アル・マスリー、ジアド・バクリ、ヤヤ・マヘイニ、コンスタンティン・マルクーラキスら国際色豊かな実力派が集結。それぞれが抱える葛藤と選択を体現し、重厚なドラマを支えている。

▼予告編

■作品情報
『アイ・ワズ・ア・ストレンジャー』
2026年6月19日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開
監督・脚本・製作:ブラント・アンダーセン
出演:オマール・シー、ヤスミン・アル・マスリー、ジアド・バクリ、ヤヤ・マヘイニ、コンスタンティン・マルクーラキス
配給:ハーク(配給協力:フリック)
原題:I WAS A STRANGER
製作年:2024年/アメリカ・ヨルダン・パレスチナ
上映時間:104分/カラー/英語・アラビア語/映倫G

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